【新刊図書案内】点字図書:2025年12月

2025年10月から11月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。

総記

  • 上司がAIになりました
    4巻 橋爪 大三郎 著
    2024年 KADOKAWA 007.3
    生成AIが組み込まれた日本社会の変化を、社会学の第一人者が予測する。人類が夢見た格差のない社会は実現するのか。
  • そろそろ常識? マンガでわかる「正規表現」
    3巻 森 巧尚 著
    2020年 シーアンドアール研究所 007.64
    ITの現場にとって基本常識の1つとなった「正規表現」。常識とされながらも覚えにくいテーマをピックアップし、要点をわかりやすく解説。

哲学

  • 死とは何か
    5巻 中村 圭志 著
    2024年 中央公論新社 160.4
    死んだらどうなるのか。人は死や転生、不老長寿を語り継いできた。死をめぐる諸宗教の教え・思想を歴史的に通覧し、答えを模索する。
  • おみくじの歴史
    4巻 平野 多恵 著
    2024年 吉川弘文館 176.8
    おみくじはいつから存在し、誰がつくり、なぜ和歌や漢詩が書いてあるのか。ルーツを辿り、日本の社寺の風俗として定着した魅力に迫る。

歴史

  • 静岡ふるさとヒストリー
    3巻 小泉 達生 著
    2024年 静岡新聞社 215.4
    「家康は駿府よりも江戸に長く住んでいた」って本当? 魅力あふれる静岡の歴史を、クイズをきっかけにわかりやすくひも解く。

社会科学

  • 刑務所ごはん
    3巻 汪 楠 他著
    2024年 K&Bパブリッシャーズ 326.52
    受刑者200人への「刑務所内の食事」に関するアンケート結果を中心に、獄中における食環境の実情を肉声とともに伝える。

自然科学

  • 呪いを、科学する
    2巻 中川 朝子 著
    2022年 ディスカヴァー・トゥエンティワン 490.4
    迷信、妖怪、奇病、超能力といった人体の内外で起こる古今東西の恐ろしい現象を、医学を中心とした科学の視点から徹底的に解明する。
  • 風呂と愛国
    4巻 川端 美季 著
    2024年 NHK出版 498.021
    日本人の「毎日風呂に入るのが当たり前」という感覚は、いったいどこからきたのか。風呂を通して見えてくる日本近代史。

技術

  • お城の値打ち
    3巻 香原 斗志 著
    2024年 新潮社 521.823
    近年の「城ブーム」のおかげで、全国各地で人気を集める城の数々。文化財、史跡としての城の値打ちと、その歴史と未来を問う。
  • ’25 秋冬ニットコレクション 毎日着たい冬を彩るとっておきの定番ニット
    2巻 静点あみもの点訳会 編
    2025年 594
    棒針編み:セーター2点、カーディガン1点、ベスト2点、子供用セーター1点、バラクラバ1点、メンズセーター1点。かぎ針編み:ベスト3点、カーディガン(子供120cm)1点、セーター1点。

日本文学

  • 三島由紀夫街歩き手帖
    4巻 横山 茂彦 著
    2024年 太田出版 910.268
    三島作品の舞台や執筆の場となった、数々の店や場所、風景。現地へ赴き、思いを馳せる。そんな読書を愉しむためのガイドブック。

日本文学 小説

  • マイ・ディア・キッチン
    4巻 大木 亜希子 著
    2025年 文藝春秋 913.6
    主婦の葉は生活の全てを夫に管理されていた。ある日、家から逃げ出した葉が辿り着いたのは、街の小さなレストランだった。
  • 三つ星の頃
    2巻 野尻 抱影 著
    2025年 筑摩書房 913.6
    星の随筆家として活躍した野尻抱影が遺した幻の小説集。オリオンの光が印象的な表題作をはじめ、自然の息吹を感じる11篇を収録。

日本文学 歴史・時代小説

  • 木戸芸者らん探偵帳
    4巻 仲野 ワタリ 著
    2025年 光文社 913.6
    様々な声色を使い分ける木戸芸者のらん。らんの能力に目を付けた目明しの源助は、らんに探偵にならないかと持ち掛ける。
  • 賊徒、暁に千里を奔る
    4巻 羽生 飛鳥 著
    2024年 KADOKAWA 913.6
    管弦の宴で知り合った若者に乞われ、かつて大盗賊と呼ばれた小殿は貴族の屋敷から真珠を盗んだ話を語って聞かせる。

日本文学 推理小説

  • 経営コンサルタント「遠山金次郎」殺人事件簿
    6巻 笹川 俊之 著
    2024年 文芸社 913.6
    遠山金四郎の末裔・遠山金次郎は、企業経営に絡む難事件を解決した手腕を買われ、特命調査官に任命される。
  • 命みじかし恋せよ乙女
    7巻 辻 真先 著
    2024年 東京創元社 913.6
    大正8年。取材中に不可能犯罪に巻き込まれた記者の可能勝郎は、『探偵小僧』こと明智少年と共に事件の謎に挑む。
  • なぜ、そのウイスキーが闇を招いたのか
    4巻 三沢 陽一 著
    2025年 光文社 913.6
    先日亡くなった友人が残した言葉を理解できずにいた宮本は、バーテンダーに促され、その友人について語り始める。

日本文学 随筆・エッセイ

  • 60代、不安はあるけど、今が好き
    3巻 岸本 葉子 著
    2024年 中央公論新社 914.6
    60代の暮らしは気になることが多いけど、自分をよく知る「今」だから、不安と丁寧に向き合える。人生のこれからを考えるエッセイ。

日本文学 ルポルタージュ

  • 37歳で国税に狙われた男
    2巻 佐野 宗吾朗 著
    2024年 太陽出版 916
    「税金を払いたくない」と思って脱税したら、地獄の日々が待っていた。脱税に至った経緯や、事件の裏側を語る。

外国文学

  • クラーク・アンド・ディヴィジョン
    8巻 平原 直美 著 芹澤 恵 訳
    2024年 小学館 933.7
    1944年シカゴで、日系2世のアキ・イトウは姉のローズが亡くなったことを知る。警察の自殺説に疑問を感じたアキは自ら調査を始める。
  • 19世紀ロシア奇譚集
    5巻 高橋 知之 編訳
    2024年 光文社 983
    リアリズム文学重視の陰で忘れ去られていた、豊饒なロシアンホラーの魅力を発掘する。
  • クラクフ・ゲットーの薬局
    6巻 タデウシュ・パンキェヴィチ 著 田村 和子 訳
    2024年 大月書店 989.86
    ゲットーで薬局を営むポーランド人の著者が、ユダヤ人への支援者・ナチの暴虐の記録者として2年半を過ごした、克明な回想録。
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