【新刊図書案内】点字図書:2025年10月
2025年8月から9月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。
タイトル
冊数 著者名
出版年 出版社 分類番号
内容紹介
の順に記します。
歴史
- 田沼意次 汚名を着せられた改革者
3巻 安藤 優一郎 著
2024年 日経BP日本経済新聞出版 289.1
賄賂政治家と言われ、その評価を曲げられた田沼意次の改革者としての実像に迫る。
自然科学
- 「不安症」でもだいじょうぶ
3巻 原井 宏明 他著
2024年 さくら舎 493.743
不安とうまくやっていける自分になれる本。不安と、不安になるメカニズムについて解説し、自分でできる不安の対処法を紹介。
言語
- 言語学者も知らない謎な日本語
3巻 石黒 圭,石黒 愛 著
2024年 教育評論社 814.9
「わかりみが深い」「メタい」「豆腐メンタル」「うれしみ」といった若者言葉を、父娘の会話とともに解説する。
日本文学 小説
- 第27回 「伊豆文学賞」優秀作品集
3巻 伊豆文学フェスティバル実行委員会 編
2024年 長倉書店 913.68
小説・随筆・紀行文部門の最優秀賞・優秀賞・佳作、掌編部門の最優秀賞・優秀賞、審査員による選評を収録する。 - 踊れ!文芸部
4巻 キタハラ 著
2024年 KADOKAWA 913.6
受験に失敗した川地は家から近いだけの男子校に進学。文芸部に入部するが部員は3名だけだった。バカ丸出し男子の青春物語。
日本文学 推理小説
- ここでは言葉が死を招く
5巻 嶋中 潤 著
2024年 講談社 913.6
医師の金子は意思疎通に不安を感じながら外国人受刑者の治療を続けていた。ある日、出所した元受刑者が何者かに襲われる。
日本文学 随筆・エッセイ
- 女の口髭
4巻 田辺 聖子 著
1983年 文藝春秋 914.6
「男の口ヒゲには威厳がない」という“おせいさん”の切れ味も鋭い好評エッセイ。 - メルカリで知らん子の絵を買う
3巻 藤原 麻里菜 著
2025年 文藝春秋 914.6
石を拾って持ち運ぶ、ギャルになる、キッズケータイで生きる。“無駄づくり”を掲げた発明や工作で人気の著者による、脱力系エッセイ集。
外国文学
- ザ・ルーム・ネクスト・ドア
4巻 シーグリッド・ヌーネス 著、桑原 洋子 訳
2025年 早川書房 933.7
主人公は末期がんの友人から最期の時を共に過ごして欲しいと頼まれる。苦しい時を生きる人々を共感とユーモアをもって描き出す。 - 雄鶏の家
6巻 ヴィクトリア・ベリム 著、山川 純子 訳
2024年 白水社 936
大伯父はなぜ失踪したのか。故郷ウクライナに戻った著者は、一族の恐怖の対象だった旧KGBの施設、通称「雄鶏の家」を訪れる。 - カフカ俳句
2巻 フランツ・カフカ 著、頭木 弘樹 編訳
2024年 中央公論社 941.7
手紙や日記などの遺稿から、ありのままのカフカの言葉80を厳選し、俳句に見立て味わう。 - 透明都市
3巻 リリア・アセンヌ 著、齋藤 可津子 訳
2024年 早川書房 953.7
あらゆる建物をガラス張りにしたことで犯罪が激減したパリの街。ところがそんな『完璧な都市』で裕福な一家が忽然と姿を消してしまう。
日本文学 児童向
- えんぴつはだまってて
1巻 あんず ゆき 著
2022年 文渓堂 J913.6
エリカが学校でひろったえんぴつには、つくも神がついていた。エリカとつくも神の奇妙な学校生活が始まった。(委託) - シロガラス(6)
3巻 佐藤 多佳子 著
2024年 偕成社 J913.6
ミズキ失踪に関する手がかりをつかんでも動こうとしない大人たち。星司と千里は二人だけで北へ向かう。シリーズ第2部開幕。 - コトノハ町はきょうもヘンテコ
1巻 昼田 弥子 著
2021年 光村図書出版 J913.6
レンが住んでいるのは、ことわざや慣用句が言葉通りになる不思議な町。日本語の面白さがつまった、のびやかな物語。(委託図書)
外国文学 児童向
- アンネの日記 言葉はどのようにして人を救うのか
2巻 小川 洋子 著
2022年 NHK出版 J949.35
世界記憶遺産にも認定された『アンネの日記』を、リアルな少女の声を描き出した文学作品として読み解く。(委託)
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