EYEサポートニュース 2015年8月号 ■目次 センターからのお知らせ イベント情報 「私の一冊」 芝本安由美 サピエで人気のベスト10 新刊案内(点字図書) 新刊案内(録音図書) 発行 静岡県視覚障害者情報支援センター 〒420-0856 静岡市葵区駿府町1番70号 静岡県総合社会福祉会館2階 電話番号 (代表)054-253-0228 (図書情報部門)054-253-0228 (生活情報・相談部門)054-253-8180 FAX 054-250-0766 E-Mail info@i-center-shizuoka.jp ホームページ http://i-center-shizuoka.jp 開館時間 9:00~17:00 休館日 日曜日、第4土曜日、祝日、年末年始 ■センターからのお知らせ 皆様、こんにちは! 2ヶ月に一度お送りしております『EYEサポートニュース』、いかがでしょうか。 皆様にとって、より身近で、豊かな情報をお届けしたいと、スタッフ一同、知恵をしぼりながら、全員体制でお届けしております。もし、少し物足りない、こんな情報が欲しいとお感じでしたら、皆様も『ニュース』づくりにご参加ください。皆様からのご意見・ご要望・情報等をお待ちしております。 ●今月号は、夏から秋へのイベント情報満載です。 8月22日(土) 「点字・録音・読み書きの歴史展」 9月19日(土) 「スポーツ〜ボッチャとお手軽ストレッチ」 10月15日(木) 「ヤマハ・ピアノ工場見学」 その他、8・9・10月のITサロンもお楽しみに。「よむべえ」の新旧比較体験は今ならではの企画です。 詳細は、4ページからのイベント情報でご確認ください。 もちろん!図書情報も満載。「私の一冊」「サピエで人気のベスト10」「こぼれ話」「目録」など、最後までお楽しみください。 ●8月15日(第3土曜日)休館のお知らせ 8月は22日の第4土曜日が「県民の日イベント!フェスタシズウエル」となりますので、第4土曜日を開館します。そのため、第3土曜日の15日を休館とさせていただきますので、ご了承ください。 ■利用者懇談会のご報告 去る7月11日(土)、当会館シズウエルに於いて、総勢69名の参加のもと、利用者懇談会が開催されました。6階会議室での「アジョック疋野の世界」「斯波さん家の便利グッズ」「ジャパン★エレキット」「ゲームと触察の世界」など、各コーナーを体験し、6階から2階当センターへのオフィスツアーと、新センターをゆっくり・じっくり満喫していただきました。 意見交換会では、いろいろなご意見をいただきました。 以下、抜粋(利用者=● スタッフ=○ ボランティア=▲) 書類の代読・代筆サービスはやっているか? ○行っている。遠方であれば、FAXなどで送ってもらえれば電話で読み上げることもできる。ご相談いただきたい。 依頼したプライベートの完成に1年以上かかっている。タイムリーでないと資料としての価値がなくなる。もう少し早くお願いできないか。 ○ボランティアの勉強会等で、迅速な提供の意義を話し合い、情報ボランティアとしての意識を高めていきたい。 ▲早く製作することの必要性は認識しているが、専門書では、読む前の調査に時間がかかってしまう。 利用者懇談会は日曜日に開催してほしい。 ○他の方からも日曜開催を求める声が届いているので、来年度は日曜開催で検討していく。 皆様からのご意見、ともに過ごした時間は、私どもにとりましても大変貴重なものとなりました。ありがとうございました。 ■対面朗読、代読・代筆サービスのご紹介! 〜読み書きでお困りのことはありませんか? センターでは読み書きのお手伝いをしています。〜 ●対面朗読(要予約・1日の上限は2時間まで)すぐに必要な本、デイジー図書が完成するまで待てない、早く読みたい本があるときに対面朗読はいかがでしょうか。音訳ボランティアが1対1でお読みします。対面朗読時、お手持ちの録音機器で録音をしていただくこともできます。※本はご持参いただくか、事前に郵送をお願いいたします。 ●代読・代筆届いた手紙がどこから送られてきて内容は何なのかを読んでほしい、また手紙の宛名・返事、書類への記入など様々なご要望にお応えします。どんな内容でもお気軽にお問い合わせください。プライバシーに配慮し、職員が対応します。※来館が難しい場合は電話での代読も可能です。FAXまたは郵便でお送りください。 ■「家康公と静岡」をもっと知りたいあなたへ 〜家康公四百年祭・観光パンフレット(点字版)のお知らせ〜 徳川家康公が1616年に薨去されてから四百年の節目となる今年、静岡県内外の各地で家康公四百年祭のイベントが開催されています。また、静岡市には家康公ゆかりの名所、文化物、工芸品、特産品があります。これらを紹介するパンフレット7種類を合本し、点訳しました(全2巻)。見聞を広げたり、観光したりする際の一助として、ぜひご活用ください。 ※プリンティングサービス(765円/1枚5円・153枚)。 勿論、ご希望の方には貸出しもいたします。 ■イベント情報 ●内容 8月22日(土) フェスタ シズウエルにお越しください。 9月19日(土)「スポーツを通して健康について考えるの巻」。 10月15日(木) ヤマハ・ピアノ工場見学。 (予告)「11月1日、指と耳にこだわる文化の日」。 8月8日(土) 「点訳データの活用」。 8月29日(土) 「よむべえ新旧比較体験会」。 9月12日(土) 「テキストデイジー・チャレンジ編」。 10月10日(土) 「サピエを持ち歩く」。 ■8月22日(土) フェスタ シズウエルにお越しください 〜点字・録音・読み書きの歴史展〜 時間:10:00〜15:00 シズウエル2階 センター周辺にて 今回のセンターの企画は、視覚障害者の大事な情報源である「点字」と「録音」について、その歴史を振り返ります。 今ではコンピュータによる点訳、音訳、読み書き、録音、再生が当たり前ですが、もちろんそこには長い歴史があります。 点字についていえば、 ・ルイ・ブライユの点字発案からおよそ200年 ・石川倉治の日本点字発案から125年 ・コンピュータを利用した点訳が始まっておよそ30年 という年月を経ています。手書き定規からタイプライター、そしてコンピュータ入力、つまり、アナログ点字からデジタル化という流れです。 一方、録音に関しては、 ・エジソンの蓄音機発明からおよそ140年 ・オープンテープを使った録音図書が始まっておよそ60年 ・カセットテープに代わっておよそ40年 ・デジタル録音・デイジーが採用されて15年 という感じ。こちらもアナログからデジタル化という流れです。 〜 触ったり、音を聞いたり、体験できるものを中心に、これらを実物や写真、年表などで辿ります 〜 ■9月19日(土)「スポーツを通して健康について考えるの巻」 〜ボッチャ体験とお手軽ストレッチ〜 会場:シズウエル内 午前の部(10時〜12時):ボッチャ体験 6階体育館 午後の部(13時〜15時):お手軽ストレッチ 5階集会室 ※昼食および休憩は5階集会室をご利用ください。 「スポーツと健康」をテーマに、午前は「ボッチャ」という競技体験、午後は「家でできるお手軽ストレッチ」の講座です。どちらも普段着でできますので、お気軽にご参加ください。ただし、体育館では、体育館シューズや上履きが必要です。 「ボッチャ」って、な〜に!? 3人1組で、赤ボールと青ボールに分かれ、6球ずつを目標となる白ボールに投げ、どれだけ近づけられるかを競います。目標の白ボールの位置では、審判が手をたたくなどするので、全盲でも方向や距離を確認できます。激しく動く競技というよりは、ボールをうまくコントロールする技が光るスポーツです。 競技の前に、県障害者スポーツ協会のスポーツ指導員がルールをわかりやすく説明してくれますので、初めてでも、何も心配いりません。十分楽しめるようルールも少しアレンジしてあります。乞うご期待! 「普段着でできるお手軽ストレッチ」 県障害者スポーツ指導者協議会・会長の大胡田茂夫様による「普段着でできるお手軽ストレッチ」講座です。 運動不足に対処するために、いつでもどこでもできるストレッチや筋力トレーニングについて、効能などをお聞きしながら、体を実際に動かします。 普段スポーツから縁遠い方も、少しは体を動かしているという方も、知って得する、試してみる価値 大の2時間です。 ●参加申し込み 午前の部(ボッチャ):定員20名程度。締切は8月末。 午後の部(お手軽ストレッチ):締切は9月12日。 1日通して参加される方、大歓迎!ふるってご参加下さい。 ■10月15日(木) ヤマハ・ピアノ工場見学 〜五感で楽しみながら学ぶ、世界に誇るグランドピアノ作り〜 ※10月の土曜サロンは平日・木曜日に開催です。 場所:ヤマハ掛川工場ハーモニープラザ(掛川市領家1480) 集合:JR掛川駅12時30分(解散:JR掛川駅16時予定) 定員:20名(障害者、ガイド、スタッフなど含む)、先着順 申込:8月3日(月曜日)9時以降 ヤマハ掛川工場のご協力により、見学スペシャルバージョンが実現しました!五感で楽しみながら学ぶ「世界に誇るピアノ作り」の見学ツアーです。 ピアノが組み立てられていく過程を、力強いハンマーの音やボルトを締める機械音を聞きつつ、あるいは模型で仕組みに触れたりしながら、さらには工場内独特のにおいに浸るなどして、楽しみながら、より深く学ぶことができます。 そしてコースの最後では、弾き比べ・聴き比べする体験もあります。興味のある方、ぜひご参加ください。 ■予告!! 「11月1日、指と耳にこだわる文化の日」 センターオープン記念事業として、シズウエル7階を借り切って行います。視覚障害者の情報源である「触角」と「聴覚」にこだわった数々の企画を準備しています! ■ITサロンの申し込み受付中! 5月から始まったITサロンは、「デイジー」「サピエ」をキーワードに展開中!興味を持ったテーマがあれば、即、お申込みください。全て受付は先着順で、予約が必要です。 第2土曜日:13時15分から15時まで(定員2名) 第5土曜日:13時15分から16時45分まで(定員5名) ●8月8日(土) 「点訳データの活用」 サピエに登録されているデータは、デイジーデータに比べて、圧倒的に点訳データの方が多いってご存知でしたか。 ということは、点訳データをうまく利用できれば、読める本の選択肢が、グーンと増えるということ。 紙やピンディスを指で読むのも一つの方法ですし、他に、直接合成音で読む方法もお勧め。 今回は、そんな「点字データの活用法」に焦点を当てます。 ブレイルメモの使い方がわからない、ブレイルセンスでサピエにアクセスしたい、パソコンではどのように扱えばいいのか、などなど、個々の具体的な環境に合わせて考えていきます。 ●8月29日(土) 「よむべえ新旧比較体験会」 先日展示品に加わった「よむべえスマイル」と、旧「よむべえ」との比較体験会を行います。 旧「よむべえ」をお持ちで機器の更新を考えている方や、「よむべえスマイル」に興味のある方、ぜひ実際に試していただければと思います。 「よむべえスマイル」の新機能:手書き文字対応、点字読み取り、DVD再生(画面を接続する必要あり) ※前号でお知らせした「スマホ・ビギナーズ」については、都合により、11月以降に延期させていただきます。 ●9月12日(土) 「テキストデイジー・チャレンジ編」 最近耳にする機会が増えた「テキストデイジー」ですが、どんな形式かご存知ですか。そして、この形式のデイジーは、どのように取り扱うことができるのでしょうか。 読める機器はどれ?アプリはどれを使う?そんな疑問をきっかけにしながら、テキストデイジーにチャレンジしてみましょう。 ●10月10日(土) 「サピエを持ち歩く」 電車の中や外出先でのちょっとした時間に本を読みたい、そんな夢が、今の時代、実現できます。点字も音声も、両方とも可能です。実際に機器に触れ、操作体験していただけます。 ●内容 私の一冊 サピエで人気のベスト10 こぼれ話 「おらが町の作家先生(河津町編)」 点字読者の声 こぼれ話 「分類番号とは…。」 ●私の一冊 芝本 安由美 『僕と妻の1778話』 眉村卓 著 悪性腫瘍で余命がわずかだと告げられた妻のためにSF作家の眉村卓さんは一日一話、1778日書き続けました。この本にはその1778の短編の中から52話が収録されています。 その中でも私のお気に入りは774『メッセージを吹き込む』。X氏がとある協会から依頼されて誰かもわからない家の留守電に次々とメッセージを吹き込んでいくお話しです。そのメッセージが意味不明でくだらないのだけれどクスッと笑ってしまうような内容です。ここに書かれている以外にはどんなメッセージがあったのか、X氏はいつまで続けているのか、とても続きが気になります。けれど、X氏が一番お気に入りのメッセージを留守電に吹き込んだところでおしまい。他にも続きが読みたいと思うようなお話ばかりです。 もっと他の話も読んでみたい方には『日がわり一話』、奥様の闘病生活と一緒に話を読みたい方は『妻に捧げた1778話』という本もおすすめです。 ご紹介した『僕と妻の1778話』、『日がわり一話』、『妻に捧げた1778話』は点字図書・デイジー図書が完成しています。ご利用ください。 ●サピエで人気のベスト10 点字図書 1 消えたトワイライトエクスプレス 西村京太郎著。 2 奇跡−ミラクル− 長田弘著。 3 殺人偏差値70 西村京太郎著。 4 白鶴ノ紅 居眠り磐音江戸双紙(48) 佐伯泰英著。 5 ラストレター さだまさし著。 6 阿川佐和子のアハハのハ 阿川佐和子著。 7 あの世の話 佐藤愛子他著。 8 異邦の仔 西川司著。 9 映画主題歌殺人事件 石沢英太郎著。 10 越後・会津殺人ルート 西村京太郎著。 デイジー図書 1 新版東洋医学概論 教科書検討委著。 2 九年前の祈り 小野正嗣著。 3 臨床家のための腰痛に対する16のアプローチ 医道の日本社編集部編。 4 島帰り 秋山久蔵御用控(22) 藤井邦夫著。 5 春雷 葉室麟著。 6 現役ケアマネジャーが教える介護保険のかしこい使い方 田中克典著。 7 木戸の情け裁き 大江戸番太郎事件帳(27) 喜安幸夫著。 8 乙女の家 朝倉かすみ著。 9 魔境の女王陛下 田中芳樹著。 10 永い言い訳 西川美和著。 ●こぼれ話 「おらが町の作家先生(河津町編)」 作家・早見和真(はやみ かずまさ)氏 賀茂郡河津町に在住。横浜市生まれ、38歳。 元・高校球児。桐蔭学園高校時代の2年先輩に高橋由伸がいる。処女作『ひゃくはち』は名門高校野球部の補欠部員を主人公にしている。映画にもなった『ぼくたちの家族』では、母親の闘病を支えた実体験が描かれている。 地域住民との交流もあり、親しみやすいお人柄のようです。 (以下、書名・出版年・備考を記す。点字版とデイジー版あり) 『イノセント・デイズ』 2014年 日本推理作家協会賞受賞。 『ぼくたちの家族』 2013年 映画化 シネマデイジーあり。 『ポンチョに夜明けの風はらませて』 2013年。 『6(シックス)』 2012年。 『砂上のファンファーレ』 2011年 ※改題『ぼくたちの家族』。 『東京ドーン』 2012年。 『スリーピング★ブッダ』 2010年。 『ひゃくはち』 2008年 処女作。 ●点字読者の声 『やっぱり点字が大好きです!点字じゃないと頭に入ってこない。 みんなで指で読む文字を大切にしていきましょう。』(Hさん) ●こぼれ話 「分類番号とは…。」 新刊案内では本のタイトルや著者名などと一緒に分類番号も紹介しています。分類番号は日本十進分類法に従って、本の内容に合わせて割り振られていますので、分類番号が分かれば大まかな内容を知ることができます。 分類番号は、3桁の数字で表されていることが多く、それぞれの数字には意味があります。例えば…。 0 総記。 1 哲学。 2 歴史。 3 社会科学。 4 自然科学。 5 技術。 6 産業。 7 芸術。 8 言語。 9 文学。 「9 文学」を、更に2桁・3桁と内容を細分化すると…。。 91 日本文学。 911 詩歌。 912 戯曲。 913 小説・物語。 914 随筆。。 915 日記・書簡・紀行。。 916 手記・ルポルタージュ。。 917 箴言・アフォリズム。。 918 作品集。。 919 日本漢文学。。 92 中国・アジア文学。 93 英米文学。 94 ドイツ・北欧文学。 95 フランス文学。 96 スペイン文学。 97 イタリア文学。 98 ロシア文学。 99 その他の諸文学。 気に入った本の分類番号を覚えておくと同じテーマの本を探す時に便利ですので、ぜひ注目してみてください。 新刊案内 ■センター製作点字図書 タイトル。 冊数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順番に記します。 ●歴史・地理。 日本史の森をゆく。 4 東京大学史料編纂所 編。 2014年 中央公論社 210.04。 古代から幕末まで、歴史上の偉人も名もなき市井の人々も、悩みや喜びとともに生きたその姿がよみがえる。 予言の日本史。 4 島田裕巳 著。 2014年 NHK出版 210.04。 神託、陰陽道、終末論。日本の歴史に登場した数々の占いや予言を取り上げ、その意味と果たした役割について考える。 渋沢栄一物語。 3 田中直隆 著。 2014年 三冬社 289.1。 日本の元祖起業家の始まりに視点を置き、若い人々が独立起業していくための絶対必要条件は何かという問いを、渋沢経営哲学の中から選択し、整理する。 思わず人に話したくなる静岡学。 3 県民学研究会 編。 2014年 洋泉社 291.54。 静岡の「人に自慢したくなる」魅力を、風土、気質・県民性、名所・旧跡、文化・スポーツなど、さまざまな角度から紹介する。 ●社会科学。 集団的自衛権行使容認とその先にあるもの。 5 森英樹 編。 2015年 日本評論社 323.142。 集団的自衛権行使や安保関連法について考えるために知るべきこと、そして議論すべき論点のポイントを解説。 袴田事件・冤罪の構造。 6 高杉晋吾 著。 2014年 合同出版 326.23。 袴田は犯人だと断定する警察の証拠は警察による捏造だった。事件が、冤罪であることを初めて指摘した原点の書を復刊。 上司の言い分部下の言い分。 2 浜田秀彦 著。 2014年 KADOKAWA 336.49。 上司と部下、両者の言い分を並べて記すことで問題の本質を浮き彫りにし、専門的な解決法を解説。 おかあさんと子どものための防災&非常時ごはんブック。 2 草野かおる 著。 2014年 ディスカヴァー・トゥエンティワン 369.3。 どうすれば自分自身と子どもを守れるのか。防災&避難生活の常識、いざという時のための非常時ごはんも紹介。 ●技術。 しずおかあの町この街いっぴん手帖。 2 静岡新聞社 編著。 2014年 静岡新聞社 596。 地元で親しまれている味、地産地消の視点で生み出された一品、話題のグルメなど、あの町この街の名物を紹介。 ●産業。 「ご当地もの」と日本人。 3 田村秀 著。 2014年 祥伝社 601.1。 B級グルメ、ゆるキャラ、ローカルアイドル。日本人はなぜ「ご当地もの」にこれほどまで魅力を感じるのか。 ●日本文学 小説。 寄居虫女。 5 櫛木理宇 著。 2014年 KADOKAWA 913.6。 その女を入れてはいけない。先に待つのは凄絶な、家族同士の「共食い」だ。戦慄のサスペンス。 いるか句会へようこそ!。 4 堀本裕樹 著。 2014年 駿河台出版社 913.6。 大学生にはなったけど、やりたいことは見つからない…。そんな主人公が母親に連れて行かれたのは「いるか句会」だった。 ●日本文学 歴史・時代小説。 銭の弾もて秀吉を撃て。 6 指方恭一郎著。 2014年 日本経済新聞社 913.6。 われら商人は、矢玉の代わりに銭を撃つのだ。戦国時代に翻弄されたひとりの商人の数奇なる運命を描いた歴史経済小説。 ●日本文学 随筆・エッセイ。 証言その時々。 5 大岡昇平 著。 2014年 講談社 914.6。 数々の戦争文学を残した大岡昇平が、帰還兵への思い、チェルノブイリ原発事故への眼差しなど戦争をめぐる証言を綴る。 ●日本文学 ルポルタージュ。 戦線。 4 林芙美子 著。 2014年 中央公論社 916。 内閣情報部ペン部隊の記者として従軍した著者が、女性らしい温かな視点で兵士たちの姿を綴った最前線の記録。 ●産業 児童向。 人とミルクの1万年。 3 平田昌弘 著。 2014年 岩波書店 J648.1。 搾乳の発明と乳利用の開始は人に新しい生業をもたらした。乳利用の約1万年にわたる歴史の全体像をまとめる。 ■委託点字図書 ●哲学。 ヒルティ幸福論(3)。 7 カール・ヒルティ 著 前田護郎 他訳。 2012年 白水社 194。 著者が自身の見出した「幸福」について確信を持って語った、幸せになるための処世訓。 ●歴史・地理。 10日もあれば世界一周。 3 吉田友和 著。 2014年 光文社 290.9。 忙しい人でも、10日から2週間程度の休みを確保できれば世界一周できる。旅行作家が世界一周旅行の実現方法を綴る。 アイルランドモノ語り。 4 栩木伸明 著。 2013年 みすず書房 293.39。 アイルランド文学者が、街角でみつけた不思議な「モノ」たちから、アイルランドの歴史や文化をひもといてゆく。 ●技術。 やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識。 4 田崎晴明 著。 2012年 朝日出版社 539.68。 安全か危険かではなく、何がわかっていて何がわかっていないかを、じっくりと、ていねいに解説する。 ●芸術。 日本の伝統色を愉しむ。 3 長澤陽子 監修。 2014年 東邦出版 757。 日本には数百種類もの色が、美しい名称とともに伝えられている。本書では厳選百六十色を詳しく紹介する。 ●外国文学。 エデンの東(4)。 5 ジョン・スタインベック 著 土屋政雄 訳。 2008年 早川書房 933.7。 死んだと聞かされていた母の生存を知った息子。それは、大きな悲劇の始まりだった。 ■センター製作デイジー図書 タイトル。 時間 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順番に記します。 ●哲学。 愛を科学で測った男。 19:25 デボラ・ブラム 著 藤沢隆史 他訳。 2014年 白揚社 141.62。 「代理母」実験や隔離実験で、愛の本質を追究した天才心理学者ハリー・ハーロウ。その人生と愛の心理学の変遷を描き出す。 オカルトまゆつば論。 4:50 中井和志 著。 2013年 双葉社 147。 人がオカルトに魅せられる理由を読み解くと同時に、具体的な事例を挙げてオカルトのトリックを明かす。 心の整理学。 5:10 加藤諦三 著。 2012年 PHP研究所 159。 自分では意識できずにいる心の奥や、行動の裏にある心理を解き明かし、嫌なことをスリム化して心を整理する方法を紹介。 聖書は物語る。 5:17 大頭眞一 著。 2013年 ヨベル 193。 聖書を初めて読む人のために、聖書の神と人との関係に焦点を当て、聖書を分かりやすく楽しく読み解く。 ●歴史。 ベアテ・シロタと日本国憲法。 2:40 ナスリーン・アジミ 他著 小泉直子 訳。 2014年 岩波書店 289.3。 日本国憲法に男女平等を書き込んだベアテ。その父は日本に西洋音楽を伝えた世界的なピアニストだった。 ●社会科学。 劣化ウラン弾。 2:32 嘉指信雄 他著。 2013年 岩波書店 369.36。 イラクの子どもたちや帰還兵士の現状など、被害の実態をレポートし、原発から生まれる兵器を国際的な枠組みによって封じるために、日本の負うべき役割を考える。 LD〈学習障害〉とディスレクシア〈読み書き障害〉。 5:39 上野一彦 著。 2006年 講談社 378。 日本でも60万人以上という、LDやディスレクシアの子どもたちの理解に必須の知識を第一人者が解説。 ●自然科学。 ちょっと具合のよくないときの体操。 2:15 清水聖志人 監修。 2014年 日東書院本社 498.3。 肩こり、脚のむくみ、便秘、疲労、イライラ…。こんなとき、どうしたらいいの? からだの不調時に手軽にできる体操を紹介。 ●産業。 東海道新幹線運転席へようこそ。 5:37 にわあつし 著。 2014年 新潮社 686.21。 懐かしのエピソードやウラ話、日本が誇るハイテク装備や車両発達史など、元新幹線運転士が初公開の話題も満載に綴る。 ●言語。 相席で黙っていられるか。 5:46 井上優 著。 2013年 岩波書店 810.4。 中国人の妻との日常生活を通じて、多くの疑問と出会ってきた著者が、2つの言語を「比べて考える」ことのおもしろさを伝える。 ●外国文学。 愛と哀しみの城。 8:11 ノーラ・ロバーツ 著 大野香織 訳。 2014年 ハーレクイン 933.7。 シェーンは曾祖母が遺してくれた屋敷を改装し、アンティークショップを開く決心をする。 チャーチル閣下の秘書。 14:35 スーザン・イーリア・マクニール著 圷香織 訳。 2013年 東京創元社 933.7。 空襲がせまるロンドン。アメリカ育ちのマギー・ホープは、首相官邸でチャーチルの秘書として勤務することになった。 眠れる森の貴婦人。 13:00 キャンディス・キャンプ 著 杉本ユミ 訳。 2014年 ハーレクイン 933.7。 ジェサミンはドレスもペチコートも大嫌い。ある日、ズボンをはいて馬車の停留場にいると、いきなり“ぼうや”と呼びかけられた。 伯爵からの招待状。 10:06 アニー・バロウズ 著 泉智子 訳。 2014年 ハーレクイン 933.7。 両親を亡くし、叔母に引き取られたヘレン。突然無一文に陥ったところに、叔母の一族の長である伯爵から招待状が届いた。 ●日本文学 児童向。 狛犬の佐助(1)。 3:30 伊藤遊 作。 2013年 ポプラ社 J913.6。 神社の狛犬には彫った石工の魂が宿っていた。狛犬の「あ」には親方、「うん」には弟子の佐助の魂が。心躍るファンタジー。 ※次の図書は、テープ図書を新たにデイジー編集したものです。 ●哲学。 信念 自分を豊かにする知恵と行動。 7:28 ロバート・シュラー著 謝世輝 訳。 1985年 三笠書房 159。 自分をどう愛するか生活編。 4:26 遠藤周作 著。 1982年 青春出版社 159.7。 マホメット 最後の預言者,アッラーの徴。 6:21 アンヌ=マリ・デルカンブル 著 小林修 訳。 1991年 創元社 167.28。 ●歴史。 このインドシナ 虐殺・難民・戦争。 9:00 井川一久 編。 1980年 連合出版 223。 ●社会科学。 先住民族女性リゴベルタ・メンチュウの挑戦。 2:07 岩倉洋子 他著。 1994年 岩波書店 316.8。 法と信仰に生きて。 7:30 藤林益三 著。 1984年 東京布井出版 320.4。 ●自然科学。 はるかなる水銀の旅。 5:14 山本斌曠 著。 1996年 山文社 436.29。 森田療法入門。 4:21 長谷川和夫 著。 1993年 ごま書房 493.72。 ネパールの「赤ひげ」タイへ行く。 1:44 岩村昇 著。 1987年 岩波書店 498.1。 みそ汁三杯健康法。 5:58 青木宏 著。 1981年 ごま書房 498.3。 ●技術。 すてきな気ごこち。 2:41 大橋歩 著。 1997年 読売新聞社 589.2。 かんたん料理。 3:42 高城順子 他著。 1986年 グラフ社 596。 ●産業。 のらのとら 野良猫物語。 4:05 清沢一人 著。 1982年 講談社 645。 ●芸術。 ブルース決定盤。 7:53 高地明 著。 1994年 音楽之友社 764.7。 ■NHKテープライブラリー ●NHKラジオ番組 古典講読。 枕草子、清少納言の知的世界。 37:56:00 伊井春樹 解説。 914。 ●NHKラジオ番組 ラジオ文芸館。 ※分類番号は全て913.6。 オリンポスの聖女。 0:43 浅田次郎 著。 イービーのかなわぬ望み。 0:43 小川洋子 著。 ことば。 0:43 小関智弘 著。 その日のまえに。 0:43 重松清 著。 目には青葉。 0:43 重松清 著。 母の言霊。 0:43 谷口雅美 著。 滴る汗。 0:43 藤沢周平 著。 梅咲きぬ。 0:43 山本周五郎 著。 ●NHKラジオ番組 朗読。 菊池寛作品集。 4:53 菊池寛 著 918.68。 日本捕虜 ロシア土産話。 2:29 伊藤九吉郎 著 986。 ●NHK障害福祉賞。 第49回 NHK障害福祉賞入選作品集。 4:12 918.6。