EYEサポートニュース 2018年4月号 ■センターからのお知らせ(6項目) ・今年度の主な行事と臨時休館のお知らせ ・メール情報マガジン「i−news」のご紹介 ・住所・連絡先等の変更をお知らせください ・生活相談・支援サービスのご紹介 ・図書・情報サービスのご紹介 ・「点字かわら版」のご紹介 駿府城公園の桜も日に日に花色を増し、このお便りが届くころには、満開の散り桜舞う美しい季節を迎えていることと思います。 今年度も、この『EYEサポニュース』では、土曜サロン・利用者懇談会・出前センター・防災フェアなどのイベント情報や、図書情報なども併せてお届けします。どうぞご利用ください。 ■平成30年度の主な行事と臨時休館のお知らせ 利用者懇談会 7月1日(日) 静岡県総合社会福祉会館601 (7月2日(月)臨時休館) 出前センター 6月7日(木) 下田市総合福祉会館(別項参照) 出前センター 11月東部地区(予定) 防災フェア 9月30日(日) 静岡県総合社会福祉会館7階会議室 (10月1日(月)臨時休館) 土曜サロン 第1土曜日(6・9・12・3月) 「歩行サロン」 第2土曜日 趣味と実益の「ITサロン」 第3土曜日 企画あれこれ「いーらサロン」 ■利用者の皆様へ! ●メール配信の情報マガジン「i−news」をご利用ください。 2ヶ月に1度、この「EYEサポートニュース」をお届けしていますが、メール版の「i−news(アイニュース)」では、よりタイムリーな情報を随時配信しています。皆様のお役に立てる情報もあるかもしれませんので、是非お受け取り下さい。希望される方は、メールでお申し込みください(info@i-center-shizuoka.jp)。 ●季節柄、住所・連絡先等の変更がございましたら、センターまでお知らせください。ご協力お願いいたします。 ■センター事業のご紹介 〜相談・情報・訓練・交流・読書〜 ●生活相談・支援のサービス 〔1〕県訓練事業のコーディネート(窓口) 静岡県の視覚障害者向け生活訓練事業のコーディネートを行っています。個々のニーズにあった訓練・支援をご紹介しますので、どのようなことでも、お気軽にお問合せ・ご相談ください。 ・在宅リハ(静岡県視覚障害者協会が受託) 通所が困難な方を対象に、支援員がご自宅や施設に伺い、日常生活に必要な訓練・支援を行います。(歩行・点字・パソコン等) ・通所リハ教室(静岡県視覚障害者協会が受託) 東部:サンウェルぬまづ 第2・4木曜 13時30分〜 中部:静岡光の家 毎週火曜日 13時00分〜 西部:浜松市福祉交流センター 第2・4木曜日(年3回日曜日) 13時30分〜 ・1日白杖(歩行)体験(静岡県網膜色素変性症協会が受託) 県内各所・年数回、はじめて白杖を持つ方などを対象に体験会を行います。併せていろいろなご相談にもお答えしています。 〔2〕センター来所による体験やサポート 白杖・歩行体験・相談/点字教室/パソコンサポート 音声時計・拡大読書器・デイジー再生機等機器の展示・体験 〔3〕土曜サロンの開催 季節に合ったイベント・やってみたいこと・行ってみたいところ・ワクワクするテーマ、いろいろな方面から企画をしています。みんなでつくるサロンですので、皆様からのリクエストをお待ちしています。 〔4〕生活相談窓口(電話・来所・メール) 電話:054‐253-8180(生活情報・相談部門) Mail:info@i-center-shizuoka.jp ●図書・情報サービス 〔1〕点字・デイジー図書及び雑誌の貸出 ⇒電話でも、メールでも、お手紙でも、読みたい本をリクエストしてください。 〔2〕読書相談・レファレンスサービス ⇒読みたい本の書名がわからなくても、貸出担当が一緒に読みたい本をお調べします。 〔3〕プライベートサービス(点訳・音訳サービス) ⇒それでも、もし読みたい本が点字にもデイジーにもなっていなかったら、センターで製作することもできます。 〔4〕対面朗読〜代読・代筆サービス ⇒読みたいものをすぐに読みたいときは、センターまでお持ちください。代わりに読み書きのお手伝いをします。 〔5〕サピエ図書館のデータ利用をサポートします。 ⇒読みたい本を貸出でなく、ご自身でダウンロードして読みたい方は、サピエをご利用ください。そのサポートをいたします。 〔6〕図書・情報に関するご相談は貸出係まで(054-253-0228) ■「点字かわら版」 2月号・3月号のご紹介 「美味しい!楽しい!静岡情報」をお届けしています。 2月号は、駿河ブルーラインのご紹介 ― 静岡市・焼津市・吉田町・牧之原市・御前崎市で水揚げされる新鮮なお魚を使った開発メニューです。3月号は、下田ブランドのご紹介 ― 開国の歴史を感じさせるスイーツなど、下田の「美味しい」がいっぱいです。 ■センターのイベント情報(10項目) ・6月7日(木) 出前センター in下田 ・4月21日(土) 「手のひら水族館」 ・5月19日(土) 「静岡あっちこっち〜日本平動物園」 ・6月16日(土) 「スポーツいーら〜ユニカール」 ・7月21日(土) 「おいしいコーヒーはいかが?」 ・4月14日(土) 「デイジーを楽しむさまざまな方法」 ・5月12日(土) 「メモ帳ソフトあれこれ」 ・6月9日(土) 「エクセル、3度目の挑戦!」 ・7月14日(土) 「パソコン分解、触察ラボ」 ・6月2日(土) 楽しく・安全な移動のための「歩行サロン」 ■出前センター in下田 今回の出前センターは紫陽花の季節を迎える下田にお邪魔します。伊豆半島の南端へは、熱海からJR伊東線・伊豆急で向かいます。近隣の皆様と楽しいひと時を過ごせたらと願っておりますのでどうぞお出かけください。 日時:6月7日(木)10時30分〜15時20分 会場:下田市総合福祉会館 教養娯楽室1・2 (下田市4丁目1−1 電話0558−22−3294) ※伊豆急下田駅から徒歩7、8分 ※会場には駐車場がありませんので公共交通機関をご利用ください 協力:下田アイフレンズ ●プログラム 開始・・・10時30分 @パソコンを趣味に使う! Aプレクストーク最新機種の紹介 ランチトーク・・・12時00分 相談・体験・展示コーナー・・・12時45分 @歩行サロン(1組45分程度)〜歩行やガイドに関する相談を受け付けます。 Aなんでも相談コーナー(1組45分程度)〜機器類の使い方や各種相談を受け付けます。 B機器展(予定)〜カメラで写したものを読み上げる機器類など。 終了・・・15時20分 〜土曜日は「3つのサロン」をお楽しみください!〜 ■企画あれこれ「いーらサロン」 ※申し込みは、実施日の3日前(水曜日)までにお願いします。 内容により個別の連絡もあります。(申込:054‐253-8180) ●4月21日(土) 「手のひら水族館」 会場:シズウエル5階集会室(13時15分〜15時30分) 〜3Dプリンタで出力したお魚の模型を触りながら、その魚の生態について、お話をお聞きします。普段触る機会の少ない魚をじっくり手で味わってみませんか。決して口に入れてはいけません!頭からしっぽまで、手のひらで楽しむ水族館タイムです。〜 ●5月19日(土) 「静岡あっちこっち〜日本平動物園」 会場:市立日本平動物園 集合:9時〜10時。静岡駅・東静岡駅ほか。※個別に打合せ 持物:身障手帳、弁当、飲み物 ※交通費・入園料など実費 〜初夏の動物園に足を運んでみませんか。ガイドボラの案内で園内を散策し、動物たちの息遣いや動きを感じたり、説明を聞いたりします。みんなでお弁当を広げるのもよし、すがすがしい1日を青空の下で過ごしましょう。〜 ●6月16日(土) 「スポーツいーら〜ユニカール」 会場:シズウエル6階体育館(13時15分〜15時30分) 持物:体育館シューズ、飲み物 ※動きやすい服装で。 〜冬季五輪でにわかに注目度アップのカーリング。その陸上バージョンがこの「ユニカール」です。専用カーペット上でプラスチックストーンを滑らせ、所定のセンターサークルに味方のストーンをいくつ残せるかという、チームワークや作戦が物言うスポーツです〜 ●7月21日(土) 「おいしいコーヒーはいかが?」 会場:シズウエル5階集会室(13時15分〜15時30分) 持物:マイカップ 協力:(株)フレッシュロースター珈琲問屋 静岡店 〜コーヒーといえば、あの香り、そしてあの味わい。今や日常生活と切っても切れない存在と言えます。今回はコーヒー豆専門店のスタッフをお招きして、歴史や飲み方の解説に加え、味の違いを飲み比べてみます。「違いのわかる男」いや女に、あなたもなってみませんか!〜 ■趣味と実益の「ITサロン」 時間:13時15分から16時45分 会場:2階センター内ワーキングスペース 申込:予約制。実施日の3日前(水曜日)までに 持物:ノートパソコン、USBメモリ、ヘッドホン ●4月14日(土) 「デイジーを楽しむさまざまな方法」 持ち物:日頃お使いのデイジー機器 〜前半は、日頃使っているデイジー機器について、わからないことや困っていることを具体的に操作しながら、解決しましょう。後半は、新機種PTR3の使い方を紹介します。パワーアップした機能と、残念ながら盛り込まれなかった機能など、新旧機種を比べていただけます。〜 ●5月12日(土) 「メモ帳ソフトあれこれ」 〜PC−TALKERにはマイエディットというメモ帳ソフトがついてきます。そのほか、そもそもウィンドウズにはメモ帳というソフトがあり、市販ソフトもあれば、なんと音声向けのフリーソフトもあります。「物を書く」ことに特化したメモ帳ソフトが今回のテーマです。手になじむ「物書きソフト」に出会えるでしょうか…。〜 ●6月9日(土) 「エクセル、3度目の挑戦!」 〜エクセルはいったいなにに役立つのか、という素朴な疑問から、レイアウトを整えるための秘策はあるのか、という込み入った疑問まで、さまざまな切り口でエクセルを考えてみましょう。エクセル座標を単独歩行!どこにたどり着けるか?〜 ●7月14日(土) 「パソコン分解、触察ラボ」 〜皆さんは、パソコンケースを開けて見たことありますか。ハードディスク、メモリ、ケーブル、マザーボード、究極はやはりCPU。これらパソコンの部品たちが、所狭しと並んでいます。センターで廃棄処分するデスクトップパソコンを題材に、普段触ることのないパソコン内部を、徹底的に、興味本位に解剖しちゃいます。〜 ■楽しく・安全な移動のための「歩行サロン」 ●今年も、6月・9月・12月・3月の第1土曜日に開催します。 「歩行と移動、そしてガイドに関する相談会」 日時:6月2日(土) 13時、14時、15時の3枠 会場:シズウエル5階集会室 申込:完全予約制ですので、ご希望の時間帯を、お早めにお申し込みください。(054-253-8180) *白杖の選び方や購入の仕方、実際の歩行にまつわる相談、いろいろな悩みや疑問などにお答えします。こんな時はどのように白杖を使えばいいのか?ガイドさんとうまく歩くには?など、体験しながら疑問を解決していただけます。 *歩行訓練士2名(男性と女性)がお一人お一人・個別に対応しますので、男性の方も女性の方も、お一人でもご家族とでも、安心してご利用いただけます。 *ご希望に応じて、館内の階段や施設周辺の道路を歩きます。 ■本の玉手箱(3項目) ・人気作家のデビュー作 ・私の一冊 ・点字図書差し上げます! ■人気作家のデビュー作 ●『塩の街』 有川浩著 2004年 メディアワークス   (点字4巻・デイジー6時間30分) 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。 ●『果つる底なき』 池井戸潤著 1998年 講談社   (点字6巻・デイジー10時間18分) 債権回収を担当していた同僚が、謎の言葉と不正の疑惑を残して死んだ。先端企業への融資をめぐる大銀行の闇に挑むサスペンス。 ●『怪物が街にやってくる』 今野敏著 2009年 朝日新聞出版   (点字4巻・デイジー7時間10分) 武田は世界最強を謳われたジャズのトリオを突然引退し、新しいグループを結成。そして多くのジャズマンを熱狂させた2人の怪物がついに対決する。 ●『剣の道殺人事件』 鳥羽亮著 1990年 講談社   (点字7巻・デイジー11時間26分) 全日本学生剣道大会の決勝戦で発生した殺人事件。衆人環視の中でどのように犯行を成功させたのか。対戦相手の岸本が犯人かと思われたが、捜査は難航する。 ●『我らが隣人の犯罪』 宮部みゆき著 1993年 文藝春秋   (点字4巻・デイジー5時間53分) 念願の新居に引っ越した三田村一家は、いきなり隣家の犬・ミリーの鳴き声に悩まされることになった。主人公と妹は、仲良しのおじさんと手を組んで、ミリーの誘拐を試みる。 ■私の一冊 梅原 慈香(焼津市) 「運がいいと言われる人の脳科学」 黒川伊保子 著 人工知能プロジェクトに参加した物理学者でもあり、株式会社感性リサーチ代表取締役である著者が脳の意識、無意識から紡ぎだされる言葉や思考と行動を楽しいエッセイとして著したこの一冊が面白い。家族愛に満ちた女性の視点から書かれているにもかかわらず、実に中立である。自身の脳が何をどう考えて行動したら無邪気に生きていけるのかがわかりやすく分析されている。 つい感情に支配されそうになる私を明るく前を向かせてくれる一冊なのである。ビジネスパーソンから子育て中のご夫婦まで是非お読みいただきたい。著者によると人の幸せを考えて無邪気に生きる。これが運がよい人生をつかむ入口らしい。ビジネスの場面だけでなくあらゆる創造は他人のことを温かく思うその無邪気な脳に降りてくるのだそうだ。 (本文より)何かが起こった時、正しく当事者であること。これは成功している人たちに共通の特性である。(中略)上司が理解してくれないとき、顧客の理不尽なクレームに触れたとき、「私ももう少しこうすればよかった」と言える人は必ず頭角を現してくる。それは、「この事態の当事者としてなんとかしないといけない」と常に思っている証拠だからだ。当事者意識である以上被害者意識は持ちえない。このセリフを言う人が誰かを恨んだり責任を押し付けることもない。だから自然に人々の信頼を得てリーダーシップを担っていくのである。 ****************************************** 「運がいいと言われる人の脳科学」 黒川伊保子 著 点字図書(3巻)、デイジー図書(4時間21分)、名古屋盲セ製作 ■点字図書差し上げます! バインダーなしの簡易製本です。ご希望の方は貸出係まで。 『杉田久女』 坂本宮尾著 全5巻 『霧多布殺人湿原』 梓林太郎著 全3巻 『歌枕殺人事件』 内田康夫著 全4巻 ■新刊点字図書案内 2018年2月から3月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 冊数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●総記: スマホ廃人。 3巻 石川 結貴 著。 2017年 文藝春秋 007.3。 単なる端末の域を超え活用の幅が広がるスマホ。一方、長時間の使用は身体への影響が懸念されている。取材をもとに最前線を追う。 ●哲学: 勉強の哲学。 3巻 千葉 雅也 著。 2017年 文藝春秋 007。 なぜ人は勉強するのか。勉強嫌いな人が勉強に取り組むにはどうすべきなのか。思想界をリードする気鋭の哲学者による本格的勉強論。 ●歴史・地理: 日本史謎の殺人事件。 4巻 楠木 誠一郎 著。 2017年 二見書房 210.04。 あの殺人事件の黒幕は誰だったのか。日本史の重要人物15人の死の謎を分類し、収集した資料をもとに犯人に迫る。 ●社会科学: 「組織が結果を出す」 非常識でシンプルなしくみ。 3巻 田島 大輔,久野 和禎 著。 2017年 開拓社 336.3。 認知科学の知見を取り入れた組織・人材育成手法と、組織にかかわる誰もがパフォーマンスを上げる仕組みを、小説を通して学べる本。 ●自然科学: 100人の囚人と1個の電球。 6巻 ハンス・ファン・ディトマーシュ著 川辺 治之 訳。 2016年 日本評論社 410.79。 一筋縄ではいかない傑作論理パズル・パラドックスの数々を、論理学が鮮やかに解決。動的認識論理についても解説する。 うつ・パニックは「鉄」不足が原因だった。 3巻 藤川 徳美 著。 2017年 光文社 493.764。 うつやパニック障害の患者を栄養改善で次々に完治させている精神科医が、日本人の深刻な鉄不足と鉄摂取の大切さを説く。 ●技術: 明日、機械がヒトになる。 4巻 海猫沢 めろん 著。 2016年 講談社 504。 「機械の人間化、人間の機械化」の先にあるものとは?日本屈指の科学者7人を取材し、テクノロジーの最前線に迫る。 続 浜岡原発の選択。 6巻 静岡新聞社 編。 2013年 静岡新聞社 539.091。 福島第1原発事故を受け、当時の菅直人首相は中部電力浜岡原発の運転停止を要請した。浜岡原発と地元住民の激動の1年を追う。 ’18 春夏ニットコレクション −おしゃれが楽しくなる夏色ニット−。 2巻 静点あみもの点訳会 編。 2018年 594。 弘兼流60歳からの楽々男メシ。 2巻 弘兼 憲史 著。 2017年 マガジンハウス 596。 漫画「島耕作」で有名な著者が、男性でも簡単にできる料理や仕事現場のまかないを紹介。料理で楽しくなる60歳からの人生。 ●産業: 毎日がしあわせになるはちみつ生活。 2巻 木村 幸子 著。 2017年 主婦の友インフォス 646.9。 料理・スイーツのレシピをはじめ、シーン別はちみつ生活、美容効果など、はちみつのいろいろな使い方を紹介。 ●日本文学 小説: 魔神航路 Z。 3巻 仁木 英之 著。 2017年 PHP研究所 913.6。 洞窟に近づいた信之たちの前に最高神ゼウスが立ちはだかる。神々と英雄たちが入り乱れる、奇想天外な新感覚冒険小説の完結編。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: 「茶の湯」の密室。 5巻 愛川 晶 著。 2016年 原書房 913.6。 死んだはずの猫が現れる「密室」、猫殺しで破門された元落語家の復権をかけた三題噺など、落語好きを唸らせる本格落語推理小説。 。 月世界紳士録。 4巻 三木 笙子 著。 2017年 集英社 913.6。 資料部、通称「竹取班」へ異動になった待宵。資料部で保管しているランプ「朧月夜」には、嘘をつくと火が消えるという言い伝えがあった。 ●日本文学 歴史・時代小説: 疑わしき男 幕府役人事情浜野徳右衛門(4)。 3巻 稲葉 稔 著。 2016年 文藝春秋 913.6。 剣の腕は確か、上司の信頼も厚いが、出世よりも家庭の平穏が第一の徳右衛門。そんな彼に人斬りの嫌疑がかかる。 火喰鳥。 6巻 今村 翔吾 著。 2017年 祥伝社 913.6。 かつては江戸随一の武家火消と呼ばれていた源吾だが、5年前の火事が原因で今は貧乏暮らし。そんな彼の元に仕官の話が舞い込む。 世界見物いたしたく候。 4巻 逸見 鵜映 著。 2016年 郁朋社 913.6。 処刑されたはずの吉田松陰は、生きてアメリカに渡っていた。米欧使節団の一員として渡米した山田顕義を語り部につづる浪漫文学。 ●外国文学: 英国レディの恋の作法。 ウィローメア シリーズ(1)。 9巻 キャンディス・キャンプ 著 山田 香里 訳。 2011年 二見書房 933.7。 両親を亡くし、祖父を訪ねてロンドンへやってきた四姉妹の長女マリーは、泥棒に襲われたところをロイスという紳士に助けられる。 英国紳士のキスの魔法 ウィローメア シリーズ(2)。 7巻 キャンディス・キャンプ 著 山田 香里 訳。 2012年 二見書房 933.7。 若くして夫を亡くしたイヴは伯爵の従妹の付き添いを引き受ける。伯爵家からの迎えを待つある日、イヴは凛々しい姿の紳士と出会う。 英国レディの恋のため息 ウィローメア シリーズ(3)。 8巻 キャンディス・キャンプ 著 山田 香里 訳。 2014年 二見書房 933.7。 ヴィヴィアンは公爵令嬢でありながら自由奔放な性格。堅物な性格の幼なじみ、伯爵のオリヴァーとは会うたびにケンカになってしまう。 約束。 7巻 ロバート・クレイス 著 高橋 恭美子 訳。 2017年 東京創元社 933.7。 ロス市警警察犬隊ジェイムズ巡査と相棒のシェパード・マギーは、逃亡中の殺人犯を捜索していた。固い絆で結ばれた相棒の物語。 林檎の木から、遠くはなれて。 6巻 トレイシー・シュヴァリエ 著 野沢 佳織 訳。 2017年 柏書房 933.7。 1850年代、ゴールドラッシュに沸くアメリカ。人々は夢を抱いて西へと向かう。オハイオ州で林檎の果樹園を営む一家を描いた長編小説。 ●歴史 児童向: 歴史を味方にしよう。 1巻 童門 冬二 著。 2016年 PHP研究所 J210。 歴史を学ぶことは、日々の生き方を学ぶということ。歴史作家がイモヅル式勉強法や一生役立つ歴史との関わり方を紹介(委託)。 ●自然科学 児童向: マンボウのひみつ。 3巻 沢井 悦郎 著。 2017年 岩波書店 J487.768。 人気者なのに謎すぎる魚・マンボウ。夜光る、すぐ死ぬ、溺れる人を助けた、3億個産卵して生き残るのは2匹。伝説の真相はいかに。 ●外国文学 児童向: アキンボと毒ヘビ。 1巻 アレグザンダー・マコール・スミス 作 もりうち すみこ 訳。 2010年 文研出版 J933.7。 おじさんの仕事を手伝うためヘビ園にやって来たアキンボ。そこへ危険な毒ヘビを見かけたという知らせが届く(委託)。 ■大正13年から昭和3年にかけて刊行された世界童話大系の復刻版の点字データが完成しました。サピエ図書館からダウンロードしてご利用いただけます。Eメールに添付してお送りすることも可能です。 世界童話大系 第7巻 スコットランド・イングランド。 11巻 松村 武雄 訳。 1988年 名著普及会 908。 ■新刊デイジー図書案内 2018年2月から3月までに受入れた当センター所蔵のデイジー図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 時間数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●哲学: 30歳から伸びる女〈ひと〉、30歳で止まる女〈ひと〉。 5時間51分 有川 真由美 著。 2015年 PHP研究所 159.4。 時間とお金を浪費するより未来に投資する、目の前の波に乗ってみるなど、30代を“最高の自分”として生きるヒントを紹介。 ●歴史・地理: 日本史の森をゆく。 9時間10分 東京大学史料編纂所 編。 2014年 中央公論社 210.04。 古代から幕末まで、歴史上の偉人も名もなき市井の人々も、悩みや喜びとともに生きたその姿がよみがえる。 西光万吉 人と思想(110)。 10時間38分 師岡 佑行 著。 2016年 清水書院 289.1。 部落解放を求めて全国水平社の創立につとめ、戦後、不戦世界の建設を説き続けた西光万吉。その生涯を明らかにする(委託)。 ●社会科学: お買い物で世界を変える。 3時間05分 日本弁護士連合会消費者問題対策委員会 著。 2016年 岩波書店 365。 お買いものを変えれば、世界が変わる。「消費者市民社会」とはなにか、私たちの日々の生活とどのように関係しているのかを考える。 私たちのしごと 障害者雇用の現場から。 7時間50分 小山 博孝 著。 2015年 岩波書店 366.28。 障害がある人たちの職場進出が速度を増している。当事者たちはどう感じているのか。新しい動きと今後の課題を語る(委託)。 吃音のことがよくわかる本。 4時間37分 菊池 良和 監修。 2015年 講談社 378.5。 吃音の原因、現れ方、家庭・学校での対応など、不安や悩みを解消する正しい知識と、子どもを守るための対策を解説(委託)。 ●自然科学: 体の痛みがスッキリ消える。 4時間57分 河手 真理子 著。 2017年 二見書房 492。 「痛みの名医」がペインクリニックの治療で培ってきた経験と知識をもとに、痛みのメカニズムや対処法、痛みを軽減する方法などを紹介。 死ぬまで元気で楽しく食べられる・話せる最強の「お口ケア」。 4時間26分 周東 寛 著。 2017年 コスモ21 497.9。 健康で長生きするために大切なのは口の健康。誰でも簡単に始められる「お口ケア」の習慣を内科医が紹介する。 「ぼんやり」が脳を整理する。 3時間49分 菅原 洋平 著。 2016年 大和書房 498.39。 脳のひらめきを邪魔するNG行動を示し、ひらめくために必要なことや、良いぼんやりをつくる方法などを解説。 ●技術: 「環境を守る」とはどういうことか。 2時間42分 尾関 周二 編。 2016年 岩波書店 519.04。 若手研究者が、カブトムシ、クジラ、原発といった具体的なものから環境思想を語る、初学者にもわかりやすい入門書。 続 浜岡原発の選択。 11時間28分 静岡新聞社 編。 2013年 静岡新聞社 539.091。 福島第1原発事故を受け、当時の菅直人首相は中部電力浜岡原発の運転停止を要請した。浜岡原発と地元住民の激動の1年を追う。 発酵はマジックだ。 5時間8分 小泉 武夫 著。 2014年 日本経済新聞出版社 588.51。 発酵博士が、「発酵とは何か」をはじめ、納豆・鰹節・種麹に見る日本人の知恵などについて解説する。 ●芸術・スポーツ: パラスポーツルールブック。 6時間34分 陶山 哲夫 監修。 2016年 清水書院 780.36。 陸上競技、競泳、アルペンスキー。パラリンピックを100倍楽しめるよう、障害者スポーツのルールやクラス分けを紹介(委託)。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: その可能性はすでに考えた。 10時間05分 井上 真偽 著。 2015年 講談社 913.6。 かつて、カルト宗教団体が集団自殺を行った。十数年後、唯一生き残った少女は事件の謎を解くために探偵のもとを訪れる。 アトポス。 26時間47分 島田 荘司 著。 1996年 講談社 913.6。 ホラー作家が首を切断され、嬰児が次々と誘拐される事件の真相とは。吸血鬼の恐怖に御手洗潔が立ち向かう。 花を追え。 9時間12分 春坂 咲月 著。 2016年 早川書房 913.6。 女子高生の八重は、仕立屋の青年琥珀と共に着物にまつわる謎に挑む。アガサ・クリスティー賞優秀賞受賞作(寄贈)。 ●日本文学 歴史・時代小説: 惚れさせ若様 もののけ長屋浮世始末。 6時間15分 聖 龍人 著。 2014年 学研パブリッシング 913.6。 幼い時から不思議な力を持っていた空太郎。江戸に向かった空太郎を待っていたのは怪しげな3人組だった。 ●外国文学: レッド・ドラゴン(下)。 8時間27分 トマス・ハリス 著 加賀山 卓朗 訳。 2015年 早川書房 933.7。 残忍な犯行を続ける〈歯の妖精〉は、不敵な挑戦状をFBIに叩きつける。そこへレクター博士の思惑も絡み、捜査官たちは翻弄される。 熊と踊れ(上),(下)。 上13時間50分、下14時間5分 アンデシュ・ルースルンド 他著 ヘレンハルメ 美穂 他訳。 2016年 早川書房 949.83。 軍の倉庫から銃器を入手した3兄弟。その目的は、史上例のない銀行強盗計画を決行することだった(寄贈)。