EYEサポートニュース・メール版 2018年12月号 少し寒くなり始めました。朝のきりっとした空気と日中の陽だまりに季節の移ろいを感じます。 皆様、いかがお過ごしでしょうか。もしかしたら、このお便りが届くころには、「もうすっかり冬本番ですよ」と言われてしまうかもしれません。 本当に早いものですね。今年もあと少し、季節の変化を楽しみながら、ますますお健やかに年末年始をお過ごしください。 ■差し上げます〜恒例の「点字カレンダー」予約受付中!! 公益財団法人「日本テレビ小鳩文化事業団」が毎年製作・配布している写真と点字付きの卓上カレンダーです。 ■点字かわら版「美味しい!楽しい!静岡情報」配信中! 10月号は、天竜浜名湖鉄道(天浜線)に乗って美味しいものに出会う旅。沿線のお菓子屋さんをご紹介しています。 11月号は、秋を楽しむりんごスイーツ特集です。今が旬のりんごが、パティシエたちの手によって味わい深く濃厚な贅沢スイーツに大変身! 点字かわら版は、i−newsでのお知らせのほか、ご希望の方には、点字印刷したもの(3枚)を差し上げます。点字データでご希望の方は、メール添付でお送りいたします。ぜひご利用ください。 ■年末年始の休館のお知らせ 休館日:平成30年12月29日(土)〜平成31年1月3日(木) ■図書・雑誌貸出休止のお知らせ 貸出休止期間:平成30年12月28日(金)〜翌1月3日(木) ※年末の郵便事情の遅れが予想されます。申込はお早めに。 ■今年の年間ベスト5(センター製作図書・貸出統計より) 《点字図書》 1 『院内刑事』 浜 嘉之 著 2 『リゾートしらかみの犯罪』 西村 京太郎 著 3 『永遠の道は曲りくねる』 宮内 勝典 著 4 『英国レディの恋の作法』 キャンディス・キャンプ著 山田香里訳 5 『小鳥冬馬の心像』 石川 智健 著 《デイジー図書》 1 『裏店とんぼ 研ぎ師人情始末』 稲葉 稔 著 2 『アトポス』 島田 荘司 著 3 『うらぶれ侍 研ぎ師人情始末(4)』 稲葉 稔 著 4 『完全記憶探偵(上)』 デイヴィッド・バルダッチ著 関 麻衣子訳 5 『山吹の炎 更紗屋おりん雛形帖(4)』 篠 綾子 著 今年もたくさんのご利用ありがとうございました(スタッフ一同) ■アイサポ防災コラム 〈生き延びなければ、その先はない!〉 〜その7:台風24号から学ぶ〜 今年は自然災害が多いとお話をした直後、9月30日から10月1日にかけて台風24号が静岡県内を暴風雨を伴ってかすめて行きました。その為に予定されていたシズウエルでの防災フェアが参加者の安全を考慮して中止となりました。 この台風24号により静岡県西部中部を中心に71万戸余りが長時間の停電に見舞われ、山間部では送電線トラブルのほか、道路障害などで停電復旧に1週間もかかった地域もありました。停電すると水道も断水し、携帯電話基地局も非常用バッテリーが上がってしまって送受信出来なくなった地域が多数ありました。スーパーやコンビニはレジが使えず電卓で営業した店舗もありましたが、冷凍食品などは売り物にならず、パンやインスタント食品は売り切れが続出しました。 交通信号や街灯も停電したため交通事故が多発。電車やバスも計画運休し、翌日も運転再開にかなりの時間が掛かり大きな影響が出ました。 オール電化の家庭では炊事が出来ず、まだ暑いときなのに風呂もエアコンも使えませんでした。 今回の台風で受けた影響は、大地震対策でも活かせる重要な教訓がたくさん有りました。 情報収集に必要な携帯ラジオの電池がなくなってしまったり、スマホや携帯電話のバッテリーが切れただけではなく、携帯基地局の障害があったりで防災ツールとしては不安を残しました。普段は便利なスマホも、大地震直後には使えなくなる恐れがあります。その点携帯ラジオはスマホや携帯電話と比べて電池の消耗が少なく、放送局からの電波も受信し易く安心です。 食料の備蓄が少ない家庭では心配したことと思いますが、食材と水は1週間分以上必要です。 大地震の時にはガスが停まる恐れがありますが、カセットコンロと予備のカートリッジがあれば、暖かい食事を作ることが出来ます。 そして買い物などでカードやATMが長時間使用出来ず、現金の持ち合わせがなくて困った人も大勢いました。長期間の停電に備えて多少の現金も用意したいものです。 非常持ち出し袋に入れておきたいものは、乾パンやカロリーメイトなどの非常食のほか、身体障害者手帳や健康保険証等のコピー、薬の予備とお薬手帳のコピー、口腔ケアの為に歯ブラシやガム、熱中症対策に塩飴、防塵用使い捨てマスク、携帯ラジオと予備の電池、携帯電話用の充電器があると安心です。 台風24号は、大地震対策に活かせるポイントを幾つも教えてくれました。 (文:静岡県地震防災アドバイザー 郷 隆志) 〜土曜日は「3つのサロン」をお楽しみください!〜 ■イベント企画の「いーらサロン」 ●今年最後のいーらは「年の瀬お楽しみサロン」で締めくくり! 12月15日(土)「恒例!年の瀬のお楽しみサロン」 時間:10:00〜16:00 場所:シズウエル 5階 音楽室 参加費:1000円(お弁当とおやつ代) 講師(午前):山崎洋子氏(二胡演奏者) ※事前予約が必要です。 ※申し込み締め切りは12月11日(火曜日)です。 〜午前中は、音楽セラピストをお迎えし、中国の楽器・二胡(ニコ)の演奏を楽しんだり、みんなで歌ったりという、ライブ&トークで過ごしましょう。午後は、映画を楽しむ新しい形・UDCast(音声ガイド)を体験していただきます。スマホさえあれば、映画館に一人で行っても、このUDCastが対応していればしっかり鑑賞できます。今回のサロンでは、ご自身のスマホを通してガイド音声を聞いていただくこともできますし、スマホがない方でも、会場にガイド音声を流すので、どなたでもお気軽に音声解説を体験できます。掛ける映画は何?それがちょいとばかり悩みで…。〜 ●1月は「カードゲームいろいろ」 日時:1月19日(土)13:15〜15:30 会場:シズウエル 2階 点訳作業室 申込:1月16日(水)までにご予約ください。 〜昨年盛り上がった百人一首や坊主めくり、トランプなど、カードゲームで遊んでもいーら!というわけで、なじみのカードゲームや初めて挑戦するゲームを取り上げます。皆さんのお気に入りのカードゲームは何ですか。たまにはこういうのもいーら。〜 ●2月は「ミニ防災フェア〜講演会とグッズ展」 日時:2月16日(土)13:00〜16:30 会場:シズウエル 5階 集会室 申込:2月13日(水)までにご予約ください。 〜流れてしまった9月の防災フェアをコンパクトに再現!最新グッズのご紹介と防災・減災に関する講演会を開催します。災害が起きるその前に備えておく、その考え方と技を身につけましょう。〜 ※詳細は「EYEサポートニュース2月号」でお知らせします。 ●予告!3月は「健康いーら〜椅子に座ってできるヨガ」 ■趣味と実益の「ITサロン」 時間:13:15〜16:45 会場:シズウエル 2階センター内 定員:4人 ※予約優先!!お早めに申し込みを! 申込締切:実施日の3日前(水曜日) 持ち物:ノートパソコン、USBメモリ、ヘッドホン ●12月8日(土)「ネットショッピングで充実した買い物を」 〜正しく使えば、ネットショッピングほど効率よく買い物できるものはなし。代表的なモールサイトを取り上げ、実際に買い物の流れを体験してみませんか。参加者の要望があれば、そのサイトを分析し、効率よくショッピングする術を考えてみます。オークションにも挑戦してみるかも。〜 ●1月は「出前! ITサロン in 富士宮」 日時:平成31年1月12日(土)10:00〜14:00 会場:富士宮市役所7階全フロア 主催:富士宮市身体障害者福祉会 申込:1月9日(水)までに、センター(054-253-8180)まで 〜富士宮で行われる福祉機器展にお邪魔して、ITサロン開催!プレクストーク各機種の使い方や高知ソフトの疑問点などにお答えします。また、アイフォン・アイパッド・らくスマなど、スマホに関する相談や体験もどうぞ。予約制ですので、ご希望の時間帯をご連絡ください〜 ●2月9日(土)「アイフォンを使いこなすための設定をチェック!」 〜アイフォン・アイパッドを使いこなすためには、さまざまな設定をしなければなりません。実はここが一番難しいところであり、しかも重要なところです。今回はこの「設定」について徹底研究します。〜 ●予告!3月は「パソコンの困ったをゾロリ解決!」 ■楽しく・安全な移動のための「歩行サロン」 ●「歩行と移動、そしてガイドに関する相談会」 日時:3月2日(土) 13時、14時、15時の3枠 会場:シズウエル5階集会室 申込:2月27日(水)までに、お電話で。(054-253-8180) *完全予約制ですので、ご希望の時間帯をお申し込みください。 *お1人(1家族)あたり、1時間弱を予定しています。 *ご希望に応じて、館内の階段や施設周辺の道路を歩きます。 〜白杖の選び方や購入の仕方、あるいはガイド歩行についてなど、歩行にまつわる悩みや疑問などにお答えします。こんなときはどのように白杖を使えばいいの?とか、ガイドさんとうまく歩けないけどどうしたらいい?など、体験しながら疑問を解決していただけます。 外歩きを楽しく、そして少しでも安全な移動を身につけていただければと思います。そのお手伝いをいたしますので、お一人でもご家族とでも、どうぞ安心してご参加ください。〜 ■私の一冊 田中 智美(沼津市) 『田辺聖子の小倉百人一首』 田辺 聖子 著 君がため 春の野に出でて 若菜つむ わが衣手に 雪は降りつつ 百人一首の中でも好きな歌の一つです。 この歌の作者、光孝天皇は、平安時代初期の仁明天皇の第三皇子で、名を時康親王と言いました。 しかし、皇位は第一皇子の道康親王(文徳天皇)からその子、孫へと受け継がれ、時康親王は皇位とは無縁の学問好きな一親王として平凡な生涯を終えるはずでした。 ところが、親王が55歳の時、時の帝、陽成天皇が権力者藤原基経と対立して退位し、思いがけなく皇位が転がり込んできたのでした。 このように、平安時代は皇位継承にも複雑な事情があったことに大変、興味を惹かれました。 この、「田辺聖子の小倉百人一首」は、そんな百人一首の歌人たちの興味深いエピソードが満載です。 百人一首は、飛鳥時代から鎌倉時代初期の百人の和歌が収められているので、500年の歴史の流れも感じられるし、それぞれの和歌が詠まれた背景や一人一人の人生も、この本の中でわかりやすく解説されています。 また、和歌の訳は散文詩のようになっているので親しみやすいのではないでしょうか。 試しに、最初に書いた光孝天皇の歌の訳を引用させて頂きます。 あなたにと思って まだ寒い早春の野に 私は出て やっと生いそめた みどりの若菜をつみました その私の袖に 雪がちらちら 情景がすうっと浮かんでくるような訳だと思います。ちなみに若菜とは春の七草のこと、愛する人の長寿を願い、若菜をつんでいるという、光孝天皇の優しさが伝わってくるようで私はこの歌が大好きなのです。 と、色々書いてきましたが、更にもう一つ、本文中に時折登場する、熊八中年と与太郎青年と著者の、「ぼけ」と「つっこみ」も、この本の楽しさを増してくれています。 ぜひこの1冊で、楽しく、面白く、興味深く、百人一首に入門してみませんか。 ****************************************** 田辺聖子著の『田辺聖子の小倉百人一首』は点字とデイジーで完成しています。どうぞご利用ください。 点字図書 全3巻 デイジー図書 5時間56分 ■皆様、最近どんな本を読まれましたか? 「誰かに話したくなるような面白い本」「大好きな作家」など、皆さんにお勧めしたい「あなたの一冊」を紹介してください。「私の一冊」のコーナーでは皆様からの投稿をお待ちしております。 ■点字図書差し上げます! バインダーなしの簡易製本です。ご希望の方は貸出係まで。 『潮騒はるか』 葉室麟著 全3巻 『亀と観覧車』 樋口有介著 全4巻 ■本の玉手箱 〜連続テレビ小説『まんぷく』に関連した本〜 ●『安藤百福〈あんどうももふく〉』 筑摩書房編集部著 2015年 筑摩書房(点字・デイジーあり) 世界初のインスタントめん「チキンラーメン」を開発した日清食品の創業者・安藤百福。47歳で全財産を失ったあとの再出発で、世界の食文化に革新を起こした彼の人生を辿る。 ●『インスタントラーメン発明王安藤百福かく語りき』 安藤百福著 2007年 中央公論新社(点字・デイジーあり) 安藤百福が、生前にさまざまなところで語った言葉や残した文章をまとめる。稀代の創業経営者の、独創と不屈の精神を知る一冊。 ●『魔法のラーメン発明物語』 安藤百福著 2008年 日本経済新聞出版社(点字・デイジーあり) 無一文から再起し、世界初の即席めん「チキンラーメン」、世界初のカップめん「カップヌードル」を生み出した、日清食品創業者・安藤百福の不撓不屈の人生。 ●『食欲礼賛』 安藤百福著 2006年 PHP研究所(点字・デイジーあり) インスタントラーメンを宇宙まで飛ばした男の「食」へのこだわりがここにある! 日清食品創業者会長のラーメンをはじめとした食に対する思いや体験をつづった語録。 ほかにも 『安藤百福とその妻仁子(まさこ)』 青山 誠著 2018年 KADOKAWA(点字あり・デイジー製作中) ■新刊点字図書案内 2018年10月から11月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 冊数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●哲学: ニッポンのおみくじ。 5巻 鏑木 麻矢 著。 2017年 グラフィック社 176.8。 全国津々浦々に多数存在する、おみくじ232種の名称・写真・授与している場所・雑学などを紹介する。 ●歴史: 世界を動かした「偽書」の歴史。 3巻 中川 右介 著。 2018年 ベストセラーズ 204。 古今東西の29の「偽書」を挙げ、それがどのように信じられ、「偽書」と暴かれたかを紹介。メディアリテラシーを高めるための必須教養。 最強の女。 6巻 鹿島 茂 著。 2017年 祥伝社 283.5。 単独でも「すごい」が、関係のあった男たちを並べるともっと「すごくなる」5人の女たちをとりあげ、その列伝を記す。 ●社会科学: 息子が人を殺しました。 3巻 阿部 恭子 著。 2017年 幻冬舎 368.6。 犯人にも家族がいる。加害者家族はその後どのような人生を送るのか。加害者家族支援のNPOを立ち上げた著者が、その実態を語る。 短歌と俳句の五十番勝負。 3巻 穂村 弘,堀本 裕樹 著。 2018年 新潮社 911.168。 歌人と俳人が五十の出題で新作を詠む、五十番勝負。作品を自由に読み解く愉しさを伝えるエッセイと、対談を収録する。 ●自然科学: 目からウロコの自然観察。 3巻 唐沢 孝一 著。 2018年 中央公論社 460.7。 見慣れた動植物を観察してみると、意外な発見に満ちている。草花からチョウやカエルまで、四季の生き物の姿を紹介。 はちみつ日和。 3巻 前田 京子 著。 2017年 マガジンハウス 498.583。 からだにいいはちみつの選び方、薬になるはちみつの条件などをわかりやすく解説。簡単にできる18のはちみつレシピ付き。 <スポーツ: 金栗四三。 4巻 佐山 和夫 著。 2017年 潮出版社 782.3。 ストックホルム五輪に参加し「消えた日本人ランナー」として注目を集め、その後箱根駅伝の創設に尽力した金栗の知られざる歴史を描く。 ●日本文学 詩歌: 双子のコッペリア。 1巻 生源寺 宏行 著。 2018年 作品社 911.56。 季節と歳月、人形たちのセレナード、家族の対話などをテーマにした詩をはじめ、短編小説「双子のコッペリア」を収録。 ●日本文学 小説: アリスマ王の愛した魔物。 5巻 小川 一水 著。 2017年 早川書房 913.6。 弱小なディメ王国の醜悪な第六王子アリスマは、その類まれなる計算能力により頭角を現していく。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: 手がかりは「平林」。 5巻 愛川 晶 著。 2017年 原書房 913.6。 落語を聞いていた児童たちの言葉遊びが意外な形で事件に結びつく。落語好きからミステリマニアまで楽しめる、本格落語ミステリー。 ●日本文学 ルポルタージュ: 工学部ヒラノ教授の終活大作戦。 3巻 今野 浩 著。 2018年 青土社 916。 妻が逝き、残された夫は、PPK(ピンピンコロリ)ならぬNNS(望ましい二人称の死)を迎える準備を開始した。ヒラノ式人生の終わり方。 大正13年から昭和3年にかけて刊行された世界童話大系の復刻版の点字データが完成しました。サピエ図書館からダウンロードしてご利用いただけます。Eメールに添付してお送りすることも可能です。 世界童話大系 第6巻 ロシア(2)。 15巻 米川 正夫,中村 白葉 訳。 1989年 名著普及会 908。 ■新刊デイジー図書案内 2018年10月から11月までに受入れた当センター所蔵のデイジー図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 時間数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●総記: わたしの本棚。 3時間35分 中江 有里 著。 2017年 PHP研究所 019.9。 女優、コメンテーター、作家として活躍する著者が、大切な転機あるいは危機を救ってくれた24冊について綴る、読書エッセイ。 ●スポーツ: ゼロからはじめるボウリング入門。 3時間9分 西村 美紀 著。 2010年 ぶんか社 783.9。 マイボール・マイシューズなど本格的な備えがなくても大丈夫。プロボウラーが教える驚きのレッスン理論(委託)。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: 滑らかな虹(上),(下)。 上7時間38分、下11時間21分 十市 社 著。 2017年 東京創元社 913.6。 3年前、5年3組の担任教師だった柿崎が考案した奇妙なゲーム『ニンテイ』は、子どもたちの未来を大きく左右するものだった。 異邦の仔。 9時間41分 西川 司 著。 2014年 講談社 913.6。 立花が電車を降りた直後、車両が爆音とともに爆発した。爆弾が仕掛けてあったのは直前まで立花が座っていた座席だった。 ●日本文学 歴史・時代小説: 迷い子の櫛 むすめ髪結い夢暦。 7時間21分 倉本 由布 著。 2017年 集英社 913.6。 髪結いとして生計を立てようと奮闘中の卯野。年齢も境遇もそれぞれ違う女たちの人生と恋に触れ、成長する少女の姿を描く。 殿さま浪人幸四郎(11) 鬼女の涙。 5時間26分 聖 龍人 著。 2013年 コスミック出版 913.6。 謎の浪人幸四郎の正体は、さる藩のお殿さま。そのとぼけた言動と研ぎ澄まされた剣技は悪党を翻弄する。 ●日本文学 日記・紀行文: 司馬遼太郎東北をゆく。 7時間3分 赤坂 憲雄 著。 2015年 人文書院 915.6。 司馬遼太郎の「街道をゆく」にふくまれている6篇の東北紀行を読みなおしながら、司馬の東北論の輪郭を浮き彫りにする。 チェコの十二カ月 おとぎの国に暮らす。 2時間18分 出久根 育 著。 2017年 理論社 915.6。 歴史の息づく街プラハに移り住んだ画家が、復活祭、クリスマス、謝肉祭といった季節を彩る風習を中心に人々とのふれあいを描く。 ●日本文学 ルポルタージュ: 大好きよ。 3時間13分 三ツ谷 直子 著。 2016年 ウインかもがわ 916。 認知症の母を介護した、聴覚障害のある娘による手記。母を見送り、いま思う事を綴る。 ■マルチメディアデイジー ●社会科学: 大学受験のための小説講義。 13時間16分 石原 千秋 著。 2002年 筑摩書房 375.85。 入試国語の隠されたルールを暴きながら、独自の読解法を伝授する。小説の醍醐味を味わいたい 社会人にも必読の一冊(委託)。 ●哲学 児童向: いいとわるい。 0時間57分 ブリジット・ラベ 他著 西川 葉澄 訳。 2008年 汐文社 J151.3。 他人を羨ましく思ったとき、ついその人の悪口を言ってしまうことがありませんか? 気軽に哲学に触れる入門書(委託)。 ●絵本: 地震がおきたら。 1時間2分 畑中 弘子 文 かなざわ まゆこ 絵。 2017年 BL出版 E。 子どもたちに自分で自分のからだを守ることの大切さを伝える絵本。家族を守る防災知識も掲載(委託)。 ばけものつかい 落語絵本(1)。 0時間25分 川端 誠 作。 2003年 クレヨンハウス E。 大店のご隠居が引っ越してきたのは古いお屋敷。おばけやしきだという噂を聞き奉公人は逃げ出してしまう(委託)。