EYEサポートニュース 2019年8月号 センターからのお知らせ 梅雨明けを合図に、本格的な夏の暑さがやってきました。皆様、夏バテにはご注意ください。 夏バテ対策には、栄養・発汗・水分・休息が大切!中でも、人間は汗をかくことで体温調節を行っているため、軽い運動で発汗能力を高めることがとても有効だそうです。そして、こまめな水分補給と早めの休息で、お体大切にお過ごしください。 ■第2回「防災フェア」のご案内 〜避難食を食べて、防災グッズに触れて、避難所について考えてみよう!〜 日時:9月8日(日曜日)10時〜16時 会場:シズウエル7階 703会議室 内容: ●講演 テーマ 『災害発生時に私たちがまず身を寄せるところ「避難所」について掘り下げます』 講師:江原 勝幸 氏(県立短大・准教授) ●最新の避難食実食(昼食を兼ねます)、最新の防災グッズ紹介、簡単に手作りできる便利品の体験、減災・防災相談など 参加費:200円(昼食として避難食を実食します) お気軽にご予約・お問合せください。 電話:054-253-8180 メール:info@i-center-shizuoka.jp 協力:首藤(スドウ)商会 防災・防犯センター ●日程(予定): 受付:9時45分 講演:10時〜12時 避難食実食:12時〜13時 手作り体験:13時〜14時 防災グッズの紹介・展示:14時〜16時 減災・防災相談:14時〜16時 ■臨時休館のお知らせ 9月8日(日)「防災フェア」開催のため、翌9日(月)は、臨時休館といたします。利用者の皆様には大変ご不便をおかけしますが、ご理解・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。 ■点字かわら版「美味しい!楽しい!静岡情報」配信中! 7月1日から9月30日まで、静岡県中部エリアのカフェや飲食店で、茶氷メニューを販売するイベントが開催されています。点字かわら版では、7月号と8月号の2回にわたり、全30店舗の茶氷メニューをご紹介いたします。点字版・メール添付・i-newsでご利用ください。 ■点字図書差し上げます 『点字電話帳』 全1巻 《拡大版もあります》 『大家さんと僕』 矢部太郎著 全2巻 『万引き家族』 是枝裕和著 全3巻 ■アイサポ防災コラム 〈生き延びなければ、その先はない!〉 〜その15 大雨避難のタイミングは?〜 近年、地球温暖化の影響と言われている大雨や局地的なゲリラ豪雨が、今年も静岡県内を含む全国各地で発生しており、スーパー警報や大雨警報の発表回数が増えています。 先月の防災コラムで、大雨に関する情報をお伝えしましたが、国は危険度や住民が取るべき行動を分かり易く伝えるため、防災情報を5段階の警戒レベルに分けることにしました。 気象庁はこれをもとに5月末から運用を始めました。 レベル1は、災害への心構えを高める必要があり、最新の防災気象情報等に留意するなど、災害への心構えを高めてください。 レベル2は、大雨注意報、洪水注意報、高潮注意報が出されたときで、避難行動の確認をしておくことが必要とされます。自分の住んでいるところが、災害が想定されている区域かどうかや避難先、避難経路を確認してください。 レベル3は、大雨警報、洪水警報、高潮注意報、氾濫警戒情報が出されたときに、地元の自治体が避難準備・高齢者等避難開始を発表する目安となる情報です。視覚障害者や高齢者等の避難が必要で、自ら避難の判断をしてください。 レベル4は、土砂災害警戒情報、高潮特別警報、高潮警報、氾濫危険情報が出されたときに、地元の自治体が避難勧告を発表する情報です。災害が想定されている区域などでは、自治体からの避難勧告の発令に留意するとともに、避難勧告が発表されていなくても自ら避難の判断をしてください。 レベル5は大雨特別警報、氾濫発生情報が出されたときで、何らかの災害がすでに発生している可能性が極めて高い状況で、命を守るための最善の行動をとってください。 視覚障害者などは、自宅の安全が確認されている場合を除いては、レベル3で避難行動が必要で、警戒レベルが「4」になってからの避難はリスクが高すぎます。 そして一番高いレベル「5」が出された時は、すでに災害の脅威にさらされ、手遅れとなっている恐れもあります。 大雨の時も大地震が起きた後の避難も、街の中の様子が一変してしまい、視覚障害者単独での避難は危険です。その為には隣近所の助けが必要で、普段からのコミュニケーションが重要です。 皆さんの地域で行われる防災訓練や避難所宿泊訓練に是非、参加してください。訓練を繰り返すことで、災害が起きた時に自分で出来ること、自分でやらなければならないこと、自分では出来ないことが分かります。防災訓練や避難所宿泊訓練は自分の為だけでなく、地域の皆さんが視覚障害者にどう接したら良いか分かってもらう訓練にもなります。 (文:静岡県地震防災アドバイザー 郷 隆志) センターのイベント情報 〜土曜日は「3つのサロン」をお楽しみください!〜 ■第3土曜日は、イベント企画の「いーらサロン」 ●9月は「レンジで簡単!蒸しパンケーキ〜クッキングいーら」 日時:9月21日(土) 13:15〜15:30 会場:シズウエル5階 調理室 講師:手崎みつ代氏(歩行訓練士) 費用:200円(材料費など) 申込締切:9月18日(水) 〜ホットケーキミックスを使って、電子レンジでできる簡単レシピをご紹介。自分で作るからこそおいしい、を実践。バリエーション豊富な蒸しパンケーキを、おいしい飲み物と一緒に楽しみましょう。〜 ●10月は「歴史散歩いーら〜駿府城遺跡発掘現場を行く〜」 日時:10月19日(土) 13:15〜15:30 コース:5階集会室で話を聞いた後、駿府城公園の発掘現場を訪れます 申込締切:10月16日(水) 講師:駿府ウエイブ・原田一史 氏 持ち物:水筒(水分補給) 〜家康公が残した天守台は1896年に取り壊され、その土砂で周囲の堀を埋め立てました。今回の発掘で、天守台の石垣があらわになり、江戸時代初期ごろの石垣が3世代見比べられるという、興味深い状態になっています。いーらサロンおなじみの講師、原田さんのお話を聞きながら、地震と大火に見舞われながらもその権威を保ち続けた駿府城に思いをはせてみませんか。秋の午後のひと時、歴史散歩いーらをご堪能あれ!〜 ※大勢の皆様にご参加頂きたいいーらサロン!!どんな企画がご希望ですか!?皆様とつくる「いーら企画」を募集します ■第2土曜日は、趣味と実益の「ITサロン」 時間:13:15〜15:45 会場:シズウエル 2階センター内 定員:4人 ※予約優先!!お早めに申し込みを! 申込締切:実施日の3日前(水曜日) ●9月14日(土) 「デイジー編集ソフトに挑戦!」 持ち物:ノートパソコン 〜PTRシリーズを購入するとウィンドウズ用編集ソフトが付いてきます。これを使えば、パソコン上でデイジーを細かく編集できます。今回はこのソフトに挑戦!インストール、設定、操作の基本などを取り上げます。〜 ●11月9日(土) 「ネットリーダーのジャンプコマンド」 持ち物:ノートパソコン 〜情報の山はそこにある…インターネット。登らなくてもいいけれど、存分に利用しなきゃ、損損。だからネットリーダーを使いこなそう!しかもしなやかに。タブキーを連打するのは、もう古い!指が覚えるジャンプコマンド。「目当ての情報に素早くアクセス」をポイントに。〜 ■第1土曜日は、ちょっとマジメなおしゃべり交流 ●9月7日(土)のテーマは「私の便利グッズ〜日常生活編」 時間:13時15分〜15時45分 会場:2階点訳作業室 〜参加者みんなで決めた第2回目のテーマは「便利グッズ」。日常生活で「これはいい!」というものを持ち寄りましょう。洗濯にはジェルボール、小銭収納にはコインケース、雨傘なら東レ・キューダス、トイレ掃除なら…、おっと、ネタバレ禁止!いつも使いの便利グッズを教えてください。それと、困っていることがあれば、どうぞご相談ください。みんなで知恵を絞れば、なにかアイデアが見つかるかも。〜 本の玉手箱 ■私の一冊 高橋道夫(沼津市) 『天城峠殺人交差 踊子の謎』 深谷忠記 著 私は推理小説が好きですが、書名に詳しくないのでセンター図書目録から『殺人』という言葉をピックアップして本書に辿りつきました。 本書は壮(つよし)と美緒(みお)を探偵とした人気シリーズのひとつです。このシリーズは改題を含む42作が刊行されていますが、デイジー化されているのが18作、サピエ図書館にコンテンツ登録されているのが6作のみです。全て読みたいというのが正直な気持ちです。 このシリーズの魅力は恋人同士の壮と美緒が二人三脚で事件を解決に導く所です。 壮は美緒の父である数学教授の助手をしています。すらりとした姿に甘いマスクをした美男子の壮に美緒が一目惚れしたのが2人の馴れ初めです。 数学と殺人事件の謎解きにかけては異才な頭脳の持ち主の壮ですが、無口で不器用な草食系男子。一度考えだすと、どこに居ようが、何をしていようが、何も見えず聞こえない。『考える人』のように固まってしまいます。また、彼は事件を解決しても見返りを求めません。 美緒は明るく爽やかで面倒見の良い女性。友人が多く、雑誌の編集者という職業柄、幅広いネットワークを持っています。しかしそのために事件に関わってしまう事もあります。 この2人の連携とリアルな推理が気に入っています。 今作は下田で作家絡みの死体が発見され、天城峠で美緒の友人の姉・麗子が殺害された事が発端となります。天城峠で発見されたカメラには麗子の首を絞めている犯人の手が写されていましたが、犯人の巧妙なトリックにより警察の捜査は難航します。 姉の遺骨を抱いて姫路に帰る友人の姿を見て美緒は犯人を突き止める事を誓い、写真を手がかりに壮と共に天城峠へ向かいます。 殺人、動機、アリバイ、トリック。写真に残された真実とは何か? ※デイジー・9時間36分、点字・全4巻で楽しむことができます。 ■本の玉手箱 ●暑い夏を涼しくする怖い話・怪談特集 『チェーンレター』 青沼静也著 2001年 角川書店(点字・デイジーあり) 発端は1通の不幸の手紙。「この手紙をあなたのところで止めると必ず不幸が訪れます。2日以内に同じ手紙を5人に出してください」。手紙を出さなかった人々に何かが起こる!?  『Another(アナザー)』 綾辻行人著 2009年 角川書店(点字・デイジーあり) その学校の、そのクラスにはある「呪い」がある。避けられない死の連鎖に挑む少年少女の運命は。 『ふちなしのかがみ』 辻村深月著 2009年 角川書店(点字・デイジーあり) おまじないや占い、誰もが知っていた「花子さん」。夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。約束を破った人は、だぁれ?青春ミステリの気鋭が初めて封印を破った現代の怪談! 『三浦老人昔話』 岡本綺堂著 2012年 中央公論新社(点字・デイジーあり) 下屋敷に招じられたまま姿を消した女形、美しい顔に傷を持つ矢場の美女の因縁話。しみじみとした哀話からぞくりとする怪談まで、三浦老人が語る奇譚12篇。 『耳なし芳一・雪女(八雲怪談傑作集)』 小泉八雲著 2008年 講談社(点字・デイジーあり) 琵琶で源平の物語を弾き語る芳一は、平家の怨霊に取り憑かれてしまう。和尚は芳一の体中にお経を書くが、耳だけ書き落としてしまい…。ほか、怪談・奇談全20話を収録。 ■地域の図書館ご紹介。 県内では多くの公共図書館が障害者サービスに取り組んでいます。ぜひ地域の図書館もご利用下さい。 今回は袋井市立袋井図書館で製作されたデイジー図書をご紹介します。袋井市にお住まいの方は袋井図書館へお問合せ下さい。(袋井図書館 電話:0538−42−5325)。 高校生からわかるイスラム世界。 6時間20分 池上 彰 著。 2010年 集英社 167。 世界はジョークで出来ている。 4時間22分 早坂 隆 著。 2018年 文芸春秋 319.04。 殿様の食卓。 8時間35分 山下 昌也 著。 2016年 徳間書店 383.81。 月下の恋人。 8時間4分 浅田 次郎 著。 2009年 光文社 913.6。 笑う猫には、福来る。 6時間44分 かたやま 和華 著。 2018年 集英社 913.6。 料理まんだら 大江戸隠密おもかげ堂(3)。 5時間9分 倉坂 鬼一郎 著。 2017年 実業之日本社 913.6。 新刊点字図書案内 2019年6月から7月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 冊数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●総記: 入門者のLinux。 5巻 奈佐原 顕郎 著。 2016年 講談社 7.634。 Linuxをそれらしく使う上で欠かせないのは「コマンド入力」。コマンドを入力しながら、Linuxの基礎から応用までを解説。 ●哲学: 食べることの哲学。 4巻 桧垣 立哉 著。 2018年 世界思想社 114.2。 哲学者が食育の実験授業「豚のPちゃん」、反捕鯨映画「ザ・コーヴ」など、食をめぐる話題を取り上げたエッセイ。食の隠れた本質に迫る。 怒らないコツ。 2巻 植西 聡 著。 2018年 自由国民社 141.6。 とっさの怒りを静める方法や、怒らないための生活習慣、メタ認知能力やコミュニケーション能力の高め方など、怒らないコツを紹介する。 ●歴史・地理: 埋葬からみた古墳時代。 4巻 清家 章 著。 2018年 吉川弘文館 210.32。 数多くの古墳群の発掘成果から埋葬のルールを抽出。古墳時代の親族・女性首長たちの活躍や王位継承のあり方を分析する。 マリー・アントワネットの最期の日々(上),(下)。 上5巻、下3巻 エマニュエル・ド・ヴァレスキエル著 土居 佳代子 訳。 2018年 原書房 289.3。 なぜアントワネットは裁かれねばならなかったのか。今まで公開されたことのなかった資料をもとに、王妃最期の3日間をドラマティックに描く。 ●社会科学: 〈平成〉の正体。 3巻 藤井 達夫 著。 2018年 イースト・プレス 304。 「ネオリベラリズム」「格差社会」「55年体制の終焉」など6つのキーワードによって、「平成」の赤裸々な姿を浮き彫りにする。 サブカルの想像力は資本主義を超えるか。 5巻 大沢 真幸 著。 2018年 KADOKAWA 361。 私たちは、資本主義「後」の世界を構想できるか?「君の名は。」「シン・ゴジラ」等、社会現象を起こした有名作品を手がかりに未来を描く。 ヤクザの幹部をやめて、うどん店はじめました。 3巻 広末 登 著。 2018年 新潮社 368.51。 銀行口座開設も保険加入もできない現実の厳しさ、受け入れてくれた地元人情のありがたさなど、秘めた胸の内と「過去」を激白する。 沈黙の駿河湾。 8巻 静岡新聞社 編。 2018年 静岡新聞社 369.31。 長期企画「沈黙の駿河湾〜東海地震説40年」と関連報道をまとめ、巨大地震の教訓・防災訓練の意義等を徹底検証する。 ●自然科学: 新・栄養医学ガイドブック。 6巻 柏崎 良子 著。 2018年 ヨーゼフ 498.583。 薬中心の治療ではなく、食事や栄養、生活習慣の改善を中心に治療を行ってきた医師が、栄養素の働き、使い方についてまとめた一冊。 ●芸術: 昭和歌謡の謎。 4巻 合田 道人 著。 2018年 祥伝社 767.8。 世代を超えて愛され、歌い継がれる昭和歌謡に秘められたドラマを解き明かす。歌手、作詞家、作曲家との深い交際から知りえた秘話も満載。 スカートはかなきゃダメですか?。 2巻 名取 寛人 著。 2017年 理論社 769.91。 世界的に有名な男性だけのバレエ団で活躍した唯一の日本人・名取寛人が語る、女として生まれて男になるまでと、夢の叶え方(委託)。 ●日本文学 ホラー小説: 邪神狩り。 5巻 樋口 明雄 著。 2017年 創土社 913.6。 横浜市内各地では、怪事件、異常現象が頻発。私立探偵の彩乃は、邪神の復活を阻止できるミチルに迫った危機の恐るべき正体を知る。 ●日本文学 歴史・時代小説: 月蝕 大江戸算法純情伝(2)。 3巻 山根 誠司 著。 2018年 双葉社 913.6。 算術家として身を立てるため、「天文方」の採用試験を受けることを決意した新助。偶然再会した旧友とともに課題に挑む。 ●日本文学 紀行文: 日本名城紀行(5)。 3巻 今 官一 他著。 2018年 小学館 915.68。 日本名城紀行(6)。 3巻 遠藤 周作 他著。 2018年 小学館 915.68。 全国の名城を北から南へと、文豪たちが綴る紀行文。ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。 ●外国文学: 燃える部屋(上),(下)。 上5巻、下5巻 マイクル・コナリー 著 古沢 嘉通 訳。 2018年 講談社 933.7。 定年を間近に控えたロス市警のベテラン刑事ボッシュは、新米女性刑事ルシア・ソトとコンビを組む。 ●社会科学 児童向: はじめての沖縄。 3巻 岸 政彦 著。 2018年 新曜社 302.199。 若き日に沖縄に恋い焦がれ、沖縄に通い始めるようになった著者の、やむにやまれぬ思考が出発点になって書かれた切実な「沖縄論」。 新刊デイジー図書案内 2019年6月から7月までに受入れた当センター所蔵のデイジー図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 時間数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●哲学: オルテガ 人と思想(138)。 8時間54分 渡辺 修 著。 2014年 清水書院 136。 スペインを代表する哲学者オルテガ。ヨーロッパ文明の将来を憂えた彼の生涯や思想をもとに、その実像を浮き彫りにする(委託)。 なるべく働きたくない人のためのお金の話。 5時間20分 大原 扁理 著。 2018年 百万年書房 159。 「無理に働かなくてもいいんじゃない?」 将来に不安や心配を感じる人へ向けた、もっと楽に生きるための考え方。 マリア 人と思想(142)。 8時間53分 吉山 登 著。 2016年 清水書院 192.85。 イエス=キリストの母マリア。新約聖書を中心に、信仰を前提とした救い主イエス=キリストの神学的研究に基づいて、マリアの真実に迫る(委託)。 ●歴史・地理: 藤原氏 権力中枢の一族。 10時間39分 倉本 一宏 著。 2017年 中央公論社 288.3。 古代国家の成立過程から院政期、そして中世に至る藤原氏千年の動きをたどり、いかにして権力を掴み、後世まで伝えたのかを描く。 五街道ウォークのすすめ。 5時間15分 八木 牧夫 著。 2018年 山と渓谷社 291.093。 五街道は最高のウォーキングフィールド。ウェアや持ちもの、歩きのテクニック、計画の立て方、おすすめコースなどを紹介する。 ●社会科学: 柔らかな海峡。 7時間39分 金 惠京 著。 2015年 集英社インターナショナル 319.1021。 気鋭の論客が、「困難を極める日韓関係」と「テロの時代の世界」を、柔らかで明確な視線で読み解く時評集。 ●日本文学 小説: この世界で、君と二度目の恋をする。 7時間15分 望月 くらげ 著。 2018年 KADOKAWA 913.6。 つきあっていた少年・新から、突然別れを告げられた少女・旭。高校生になった旭は、新が病死したという知らせを受ける。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: 清らかな、世界の果てで。 9時間41分 北里 紗月 著。 2018年 講談社 913.6。 「皮膚の下を小さな虫が這っている」と訴え死んだ男。その友人も転落死し、死体から大量の虫が発見された。天才毒物研究者が謎に挑む。 ●日本文学 歴史・時代小説: 稀代の本屋 蔦屋重三郎。 13時間14分 増田 晶文 著。 2016年 草思社 913.6。 歌麿、写楽、十返舎一九。きらめく才能を見つけ育てて世に送り出し、江戸を、日本を変えた蔦屋重三郎の波乱に満ちた生涯を描く。 ●日本文学 随筆・エッセイ: 街と山のあいだ。 7時間06分 若菜 晃子 著。 2017年 KTC中央出版 914.6。 よく登る山や道具の話など細やかなエピソードに彩られた、山が好きな人も山に憧れる人も自然を近しく感じられるエッセイ集。 ●日本文学 紀行文: 日本名城紀行(5)。 6時間00分 今 官一 他著。 2018年 小学館 915.68。 全国の名城を北から南へと、文豪たちが綴る紀行文。ガイドブックとはひと味もふた味も異なる城案内。 ●日本文学 ルポルタージュ: 迷走患者。 6時間41分 岩瀬 幸代 著。 2017年 春秋社 916。 この治療、信じていいの?時に医師とぶつかりながら、その先に見いだしたものとは。医療選択とは何かを問いかける、体当たりドキュメント。 ●外国文学: 五月の雪。 12時間08分 クセニヤ・メルニク 著 小川 高義 訳。 2017年 新潮社 933.7。 かつて強制収容所があったロシア北東部の町マガダン。マガダンに長く暮らす一族と、流れ着いた芸術家や元囚人たちの人生が交差する。 燃える部屋(上)。 8時間36分 マイクル・コナリー 著 古沢 嘉通 訳。 2018年 講談社 933.7。 定年を間近に控えたロス市警のベテラン刑事ボッシュは、新米女性刑事ルシア・ソトとコンビを組む。