EYEサポートニュース 2020年6月号 センターからのお知らせ 新型コロナの影響が続く中、季節は巡り、清々しい初夏を迎えております。皆様いかがお過ごしでしょうか。静岡県では「ふじのくに基準」を策定し、毎週金曜日に「6段階の警戒レベルと行動制限」が発表されます。5月22日付では、警戒レベルは3、行動制限は「3密の回避」「新しい生活様式の実践」「県外移動は対象地域別に警戒(自粛・回避)」とし、次の波を低く抑え込むための行動目安が示されています。 ■当面のセンターのサービスについて @6月のサロン・イベントの開催を中止とし、7月以降は、県発表の指針を目安に、感染予防対策を講じながら再開していきます。 A電話による相談・図書等の貸出は、通常通り行います。 B来所による相談・体験・サポートは、個別に行います。この際、来所が重なることを避けるため、完全予約でお願いいたします。 ※感染の拡大など状況が変化した場合には、i-newsやHPでお知らせします。情報が得られない方は、電話でお問合せください。 ■来所者へのお願い @熱・咳、風邪の症状がある時は、センター来所をお控えください。 A来所の際は、マスクの着用をお願いします。 Bセンター備え付けの消毒液で手指の消毒をお願いします。 C必ず、事前予約をしてお出かけください。 ■センターの感染予防対策について @手洗いの徹底 A咳エチケット・マスクの着用 B毎日の検温など体調管理 C対人距離の確保(2メートル・最低1メートル) D定期的な室内換気 E来所者が触れる共用物の消毒 F手指用消毒液・除菌用ウェットティッシュの設置 ■感染が心配される場合の相談目安と相談窓口(静岡県HPより) (ア)息苦しさ(呼吸困難)、強いだるさ(倦怠感)、高熱等の強い症状のいずれかがある場合 (イ)重症化しやすい方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状がある場合(高齢者・糖尿病・心不全・呼吸器疾患・透析患者・妊婦等) (ウ)上記以外の方で、発熱や咳などの比較的軽い風邪の症状が続く場合でも、次の場合は必ずご相談ください。(症状が4日以上続く場合、個人差があるので強い症状と思う場合はすぐに) 静岡市保健所 0570-08−0567(毎日 9:00〜20:00) 054−249−2221(左記以外の時間) 浜松市保健所 0120−368−567(24時間対応) 上記以外の地域(保健所) 050−5371−0561(24時間対応) 050−5371−0562(平日 8:30〜17:15) ■(ア)(イ)(ウ)に該当しない場合の相談窓口 静岡県:054-221-8560、221-3296(平日 8:30〜17:15) 厚労省:0120-565653(平日・土日・祝日 9:00〜21:00) ■i-newsへのご登録をお願いします。 緊急時など、随時情報がお手元に届くメール配信サービス「i-news」にご登録ください。ご希望の方は、お名前を明記のうえ、「i-news配信希望」のメールをお送りください。 info@i-center-shizuoka.jp ■点字かわら版「美味しい!楽しい!静岡情報」配信中! 3月号・4月号の2回にわたり特集しましたお取り寄せグルメに続き、5月号では絶品缶詰をご紹介。缶詰博士おすすめの缶詰ベスト10と題して、日頃お目にかかれないような超レアな缶詰も登場しています。ぜひお読みください。 点字かわら版は、i-newsでのお知らせのほか、ご希望の方には、点字印刷したもの(3枚)を差し上げます。点字データでご希望の方は、メール添付でお送りいたします。ぜひご利用ください。 ■アイサポ防災コラム 〈生き延びなければ、その先はない!〉 〜その26:新型コロナウイルスに負けるな!〜 世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルス感染対策で、静岡県に出されていた非常事態宣言は解除されたものの、伊東市の女性が県外から来た友人から感染してしまい、19日間続いていた感染者ゼロがストップしました。 まだ終息は見通せず、第二波、第三波の心配もあり、県をまたいでの移動や不要不急の外出は、当分控えるべきでしょうね。 休校していた学校は徐々に再開し、子供達に笑顔が戻っています。 私は、長年静岡県立大学で全学部の1年生300人余りを対象に「静岡の防災と医療」という授業を持っていますが、今年は大学が休校中の為にインターネットを使ってのオンライン講義になりました。新しいコミュニケーションツールとして学生には新鮮なようですが、1日も早く教室で通常授業になることを願っています。 ところでようやく、使い捨てマスクや消毒用のティシュがドラッグストアなどの店頭に並ぶようになりましたが、まだ高値が続いています。インターネットの通販サイトで見ると、品数はどんどん増えて少しずつ値下がりしていますが、やはりまだ高値のままで、国産のマスクは相変わらず品薄で、サージカルタイプのマスクは品切れが続いています。 そんな中で自衛策として、外出時に携帯用アルコールスプレーを持ち歩いています。さらに買い物には出来る限りカードを使うようにしていますし、電車やバスに乗るときは交通系ICカードを利用しています。また自動販売機などでボタンをタッチするときに使う為に、調理用使い捨て手袋や100円ショップで買ったタッチペンが重宝しています。 これから高温多湿の季節になり、マスク着用が辛くなることが想像できます。外出時にマスクをしないわけにはいきませんので、熱中症対策もしなければなりません。 まず思いつくのが首回りを冷やすことで体感的にはかなり涼しく感じます。最近、マスクに保冷材を挟めるクールマスクというのが売られているのを知りましたが、効果は想像出来ますが重くないのか気になります。 在宅中は、換気を良くし、扇風機やエアコンを上手に使ってコロナにうち勝ちましょう。 弱視の私は、密集、密着、密閉の三密を避けるために家に閉じこもりがちですが、健康維持のために、毎朝6時半のラジオ体操第一と第二を目一杯やっています。   (文:地震防災アドバイザー 郷 隆志) センターのイベント情報 ●今年度の利用者懇談会(7月19日、浜松市)を中止します 〜利用者の皆様との出会いやそのときの話題など、毎年さまざまな刺激を受けることの多い懇談会ですが、今回、残念ながら中止といたします。理由は、5月19日の時点で、2か月後のコロナ状況を見通せない、ということにほかなりません。思いのほか、コロナ状況は収束方向のように見えますが、確定したことはだれにもわかりません。不確実な状況ともやもやした不安感が支配する中、皆様に参集していただくよう呼びかけるのは、やはり心苦しいものです。したがって、今回は中止とし、その代わり、次年度もまた、西部地区・浜松開催を企画したいと思います。心待ちにしていた皆様、次年度企画をお楽しみに。今回、開催準備に快くご協力いただいた地元の皆様、ありがとうございました。次年度に向けて引き続きよろしくお願いいたします。〜 ■土曜日は「いーらサロン」にご参加ください (注)新型コロナウイルス感染防止のため、それぞれのテーマごとに、完全予約・個別対応での体験サロンとしています。 体験は1コマ45分または2コマ90分です。体験時間は、受付時、13時から16時の間で調整します。 実施日の3日前までにご予約ください。 054−253−8180 ●7月4日(土)「歩行スキルアップ」 〜単独歩行やガイドさんとの歩行で、困っていることはありませんか。白杖でうまく段差を見つけられないとか、ガイドをうまく受けられないとか、縁石が見づらくて躓いてしまうなど、どのような悩みでも大丈夫、解決してスキルアップしましょう。楽しい外出につなげるために、どうぞご利用ください。〜 ●8月1日(土)「読書スキルアップ」 〜新しい機械はわかりにくい。もう少し便利に使いたい。マイブックのここがわからない。アイフォンでデイジーを聴きたい。そんな、読書でお困りのことにお答えします。あるいは、点字を音声で読む方法とか、使われている漢字を確認できるテキストデイジーに挑戦したりと、このチャンスに読書スキルアップはいかがですか。〜 ■(予告)8月29日(土)「出前センターin御殿場」 〜あなたの町にセンターがお邪魔します。(完全予約・個別対応)〜 日時:8月29日(土曜日)、10時から15時50分まで 会場:御殿場市民交流センター「ふじざくら」第1・2会議室 協力:富士ハーネス、システムギアビジョン、コミニショップLet’s 体験:音声読書機「プレクストーク」、パソコン、拡大読書器、アイパッド、白杖歩行、盲導犬歩行など 相談:日常生活、外出や歩行、便利グッズや日常生活用具など ※申し込みの際、希望する時間帯と具体的内容をお知らせください。 本の玉手箱 ■こちらセンター情報室 日頃、デイジー図書をご利用の皆様! 本日はデイジーで映画を聞く「シネマデイジー」をご紹介します。実際の出演俳優のセリフ、音響、音楽に加え、程よい場面説明のナレーションが入っています。 今回は、点訳ボランティアでもあり、熱狂的な映画愛好家の皆藤京子さんにお願いして、昔懐かしい映画から最近のものまで、5本立てでお送りします。どうぞ、お楽しみください。 ●「男はつらいよ」(1969年) 記念すべき第1作は、出演者がみな若々しく、生きの良さを発揮して痛快そのもの。 『俺がイモ食ってお前の尻からプッて屁が出るか!』 この場面での寅さんと博(さくらと結婚する前)のやりとりは、シリーズ屈指の爆笑シーンで、他にも見せ場がてんこ盛りだ。寅さんが博に“愛の告白方法”を指南する居酒屋での一幕、マドンナである冬子さんとのデートで見せる滑稽ないじらしさ等々。そして白眉は、博とさくらの結婚式当日、志村喬さん扮する博の父が、訥々と語る親心。名優の滋味が心憎い。 ●「天空の蜂」(2015年) ストーリーは「原子力発電所の高炉を閉鎖しろ」という脅迫のファックスで始まる。 「要求を拒めば、遠隔操作で飛行させているヘリコプターを高炉上空で墜落させる」との危機に直面した関係者を丹念に追いながら、解決への経過がスリリングに展開する。原作は25年前に出版された東野圭吾さんの小説。原発問題の根深さを露呈した洞察力と、鋭い先見の明に脱帽。 ●「羅生門」(1950年) 強い日差しに焼かれた昼下がりの山道で、”事件”は起こる。地面から陽炎が立ち上るような熱気と幻惑的な眩しさで、息苦しいほどの光景が幾度も繰り返される。 一方、羅生門での土砂降りシーンは、閉塞感と陰鬱な世情が絶望を煽って、暗く寒々しい。 この2つの場面に於ける色と音のギャップが、じわじわと不安を掻き立てながらも、結末への期待と興味を効果的に高めている。 ●「ドクトル・ジバゴ」(1966年) ロシア革命を背景に、激動の時代に翻弄される男女の運命を描いた一大叙事詩。医師・詩人であるジバゴと革命家の妻ラーラは、互いに伴侶のある身で惹かれ合うが、大人の分別でそれぞれの場所に帰っていく。だが不穏な社会情勢下で、2人は運命の糸に導かれるように再会を果たし、逢瀬を重ねるが・・。ドラマティックな舞台と凍える大地の情景が脳裏に焼き付き、テーマ曲が瞼を熱くする往年の名作。 ●「耳をすませば」(1995年) 中学生の少女が将来に悩み、迷いながらも夢に向って歩みだす姿を、繊細なタッチで描いた青春アニメの決定版。瑞々しく、初々しい感性がきらきら輝く珠玉作だ。 なんといっても主題歌「カントリー・ロード」の日本語詞が抜群。胸に迫るフレーズが随所に散りばめられ、ノスタルジックな思いに駆られるスタンダードナンバー。 陽気で軽快なメロディながら、聴くたびに切なさがこみ上げ、口ずさむと爽やかな風が吹き抜けていく。 ※ほかにもたくさんの映画が「シネマデイジー」として製作されています。ご希望の方は貸出係までお問い合せください。 ■本の玉手箱 6月4日〜10日は歯と口の健康週間です。そこで今回は歯や口に関係する図書をご紹介します。 『死ぬまで元気で楽しく食べられる・話せる最強の「お口ケア」』 周東寛著 2017年 コスモ21(点字・デイジーあり)。 すべての病気は「口の中」とつながっている。内科医が口の健康を保つ4つの習慣を紹介。 『なぜ歯科の治療は1回では終わらないのか?聞くに聞けない歯医者のギモン40』 若林健史著 2019年 朝日新聞出版(デイジーあり)。 「なぜ予約制なの?」「なぜ治療の途中で交代するの?」40の疑問に現役歯科医師が答える。 『欠歯生活』 北尾トロ著 2018年 文藝春秋(点字・デイジーあり)。 ある日、歯が抜けた。歯医者嫌いの著者が、歯に振り回され続けた悪夢の日々を振り返る。 『歯痛の文化史 古代エジプトからハリウッドまで』 ジェイムズ・ウィンブラント著 2017年 朝日新聞出版(点字・デイジーあり)。 歯痛は人類の歴史とともにあった。呪術で治した古代から、中世の荒療治を経て、治療は近代化されていく。 『歯科女探偵』 七尾与史著 2017年 実業之日本社(点字・デイジーあり)。 美人歯科医&衛生士コンビが、歯科医転落死の真実を解き明かす。読めば歯医者に行きたくなる、歯科医療ミステリー。 新刊点字図書案内 2020年4月から5月までに受入れた当センター所蔵の点字図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 冊数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●歴史・地理: 知られざる弥生ライフ え?弥生土器なのに縄文がついたものがあるって本当ですか!? 2巻 誉田 亜紀子 著。 2019年 誠文堂新光社 210.27。 今の日本に続く国家、そして社会の原型が作られた弥生時代。この時代を知ることが、今を生きるヒントになる。 天皇陵古墳を歩く。 6巻 今尾 文昭 著。 2018年 朝日新聞出版 288.46。 古墳時代研究の第一人者である著者が、立ち入り観察の模様や古墳周辺の踏査で分かってきた事を、最新の研究を踏まえて詳しく解説する。 ●産業: 植物はおいしい。 3巻 田中 修 著。 2019年 筑摩書房 611.4。 植物たちのかしこさ、生きるためのしくみの巧みさ、私たちの健康にもたらす効能。食材植物がもつ楽しい資質をやさしく解説する。 ●日本文学: 〈女流〉放談。 8巻 イルメラ・日地谷=キルシュネライト 編 佐多 稲子,円地 文子 他述。 2018年 岩波書店 910.264。 1982年春、駆け出しのドイツ人日本文学研究者が当時活躍中の女性作家たちにインタビューを敢行。昭和を生きた女流作家たちの本音とは。 ●日本文学 小説: 日常に転がる奇妙な物語。 2巻 早坂 どあ 著。 2019年 幻冬舎メディアコンサルティング 913.6。 人生に不満を持つ人たちのもとに訪れた、怪しくも甘い誘惑。少しの欲から始まった奇妙な出来事を描いた短編集。 ●日本文学 歴史・時代小説: 剣豪殿様堀田左京亮(2)。 3巻 麻倉 一矢 著。 2019年 コスミック出版 913.6。 深川の居酒屋「酔狂」に現れる風変わりな侍。その正体は、老中に継ぐ要職・若年寄を務める堀田左京亮であった。 怪談飯屋古狸。 4巻 輪渡 颯介 著。 2019年 講談社 913.6。 怪談を聞かせるとお代はタダになるという不思議な飯屋『古狸』。奉公先を追い出された主人公は古狸に入り浸るようになる。 ●社会科学 児童向: お金ってなんだろう? あなたと考えたいこれからの経済。 3巻 長岡 慎介 著。 2017年 平凡社 J330.4。 お金が世界を動かすしくみとは? そもそもなぜお金は人間社会に生まれた? 素朴な疑問を質問形式でひもといてゆく(委託)。 ●自然科学 児童向: すぐそこに、カヤネズミ。 2巻 畠 佐代子 著。 2015年 くもん出版 J489.473。 環境破壊により絶滅の危機にあるカヤネズミ。その基本的知識から、生態、人間と野生動物が共存するための工夫を紹介する(委託)。 ●文学 児童向: おはなしのろうそく 31・32。 1巻 東京こども図書館 編。 2016年 東京こども図書館 J908。 幼児から小学校中・高学年まで楽しめる世界各地の昔話・創作などを、実際に子どもたちに語った経験をもとに編集(委託)。 ●日本文学 児童向: こだわっていこう。 1巻 村上 しいこ 作。 2018年 学研プラス J913。 そうまくんは、ぼくの大切な友達。ところが、ある事件のせいで、お母さんから「そうまくんと、もう遊んじゃだめ」と言われてしまう(委託)。 ●外国文学 児童向: 泥。 3巻 ルイス・サッカー 著 千葉 茂樹 訳。 2018年 小学館 J933.7。 立ち入り禁止の森の中にはサンレイ・ファームという農場がある。クリーンなエネルギーを研究しているらしい。近未来パニック小説(委託)。 新刊デイジー図書案内 2020年4月から5月までに受入れた当センター所蔵のデイジー図書を紹介します。当センター製作以外の図書には、内容紹介文の末尾に(委託)(寄贈)などの記載があります。 タイトル。 時間数 著者名。 出版年 出版社 分類番号。 内容紹介。 の順に記します。 ●自然科学: 中医学入門。 24時間15分 神戸中医学研究会 編著。 2012年 東洋学術出版社 490.9。 中医学という医学体系をわかりやすく整理した入門書。中医学の原点にもどり伝統医学的見方に力点をおいて修正した新装版(委託)。 ●日本文学 小説: トッカン徴収ロワイヤル。 7時間23分 高殿 円 著。 2018年 早川書房 913.6。 京橋中央税務署の特別国税徴収官と若手徴収官が活躍する全6編を収録。「トッカン」シリーズ短編集(寄贈)。 君の話。 9時間16分 三秋 縋 著。 2018年 早川書房 913.6。 記憶改変技術により、誤って架空の幼馴染の記憶を植えつけられた青年。ある夏の日、実在しないはずの幼馴染が現れる(寄贈)。 ●日本文学 ミステリー・推理小説: それまでの明日。 13時間56分 原 ォ 著。 2018年 早川書房 913.6。 探偵の沢崎はある女性の身辺調査を依頼されるが、女性はすでに亡くなっていた。しかも依頼人の望月は姿を消してしまう(寄贈)。 祈りの守 仕立屋・琥珀と着物の迷宮(3)。 8時間26分 春坂 咲月 著。 2018年 早川書房 913.6。 奈良の着物店『旧暦屋』では寺と提携してお守りを売り出した。ある日、妻からお守りを送られた男性が店を訪ねてくる(寄贈)。 ■視覚障害者のための音声ライブラリー ●NHK障害福祉賞: 第54回 NHK障害福祉賞 入選作品集。 4時間30分 赤岩 真詠 他著。 2019年 NHK厚生文化事業団 369.2。 「今のあなたは病気です。無理せず休んでください。」 高校卒業後、心療内科で双極性障害と診断された私の体験記(委託)。 ●FMシアター: 最後の一人になるために。 42分 浅川 徳義 原作 小松 與志子 脚色。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 本田は妻と二人暮らし。一人息子の信一とは音信不通になっていた。ある日、義理の母に信一から電話があったと知らされる(委託)。 ●古典講読: 西行をよむ。 39時間41分 西澤 美仁 解説 加賀美 幸子 朗読。 2019年 NHK厚生文化事業団 911.142。 朗読・解説を繰り返しながら全文を読み進める。2018年4月から2019年3月までに放送された全53回を収録(委託)。 ●新日曜名作座: 吉川英治短編集。 3時間2分 吉川 英治 原作 竹下 景子,西田 敏行 出演。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 昭和の大作家吉川英治がひたむきに生きる人々の姿を共感と希望をもって描いた短編小説6編をオーディオドラマ化(委託)。 ●青春アドベンチャー: 日本のヤバイ女の子。 1時間17分 はらだ 有彩 原作。 2019年 NHK厚生文化事業団 910.2。 昔話や神話に登場する『女の子』たち。彼女たちは自由奔放に見えても、理不尽な抑圧のなかで懸命に生きていた(委託)。 ●特集オーディオドラマ: 73年前の紙風船。 1時間2分 吉野 万理子 原作 瀬戸 康史 他出演。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 平成生まれの若者にとって戦争は遠い昔の出来事。戦争の傷痕を今も抱えている人と触れ合う事で、彼らは何を思うのか(委託)。 ●ラジオ文芸館: 一球譚。 42分 赤瀬川 隼 著。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 野球の球を主人公に見立てた短編小説。昭和16年、『タマ』はお守りとしてマレー半島へと赴く(委託)。 最後の親孝行。 42分 谷口 雅美 著。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 病気で自分の人生が残り少ないことを知った郁美は大阪の実家へ帰るが、見合いを勧める父と口論になってしまう(委託)。 たった一人のオリンピック。 42分 山際 淳司 著。 2019年 NHK厚生文化事業団 913.6。 モスクワオリンピックのボートの日本代表選手に選ばれた津田は、日本を含む西側陣営の参加ボイコットに翻弄される(委託)。 ■マルチメディアデイジー ●歴史・地理: 留学生と中学生・高校生のための日本史入門。 4時間37分 庵 功雄 著。 2016年 晃洋書房 210.1。 留学生や、中学生・高校生に向けて、読み飛ばしがちな日本の近現代史を等身大に紹介する(委託)。 ●社会科学: 知のスイッチ。 11時間40分 嶺重 慎 他編。 2019年 岩波書店 369.27。 障害者が生み出した新しい学究活動などを紹介。「障害」をキーワードに、学問と社会の「あたりまえ」を問い直す(委託)。 ●芸術・スポーツ 児童向: 心にのこるオリンピック・パラリンピックの読みもの(3)。 6時間25分 大野 益弘 監修。 2016年 学校図書 J780.69。 「世界の人々とつながって」をテーマに、女子サッカーのなでしこジャパンや、馬術の西竹一などエピソードを紹介(委託)。