【読書案内】池波正太郎
今年で生誕100周年の時代小説作家、池波正太郎。
多くの作品がドラマ化・映画化され、長い間とても人気があります。また、美食家としても知られ、食べ物や旅に関するエッセイも数多く発表されています。
- 『鬼平犯科帳 1』
1990年 文藝春秋(点字・デイジー)
斬り捨て御免の権限を持つ、江戸幕府の火付盗賊改方の長官・長谷川平蔵が活躍する。シリーズは全14巻 - 『剣客商売 1』
1985年 新潮社(点字・デイジー)
無外流の老剣客、秋山小兵衛を主人公とし、小兵衛と後添いのおはる、息子の大治郎、女剣客の佐々木三冬らが江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。シリーズは全16巻。 - 『殺しの四人』
1980年 講談社(点字・デイジー)
鍼医者・藤枝梅安の、暗殺稼業「仕掛人」としての活躍を描く。シリーズは全7巻 - 『錯乱』
1996年 春陽堂書店(点字・デイジー)
信州松代十万石の藩士堀平五郎は温厚な人柄の好人物。現藩主信政が卒倒し、三日後没した。第43回直木賞受賞作。 - 『雲霧仁左衛門 前編・後編』
1974年 新潮社(点字・デイジー)
八代将軍吉宗の治世、盗賊ではあるが決して殺傷しない雲霧一味と、火付盗賊改方との攻防が始まる。 - 『散歩のとき何か食べたくなって』
1977年 平凡社(点字・デイジー)
映画の試写の帰りに訪れた店や、取材で訪れた店、散歩の途中でふらっと入った店。洋食屋、そば屋、喫茶店、飲み屋など、人生の時々に出会った様々な店の味を書き留めたエッセイ。
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