【読書案内】第11回 静岡書店大賞

こんにちは、貸出担当です。

静岡県内の書店員、図書館員による投票で選ぶ「第11回静岡書店大賞」が、先日発表されました。

以下、部門、書名、著者名、点訳・音訳の有無 の順に記します。

小説部門

成瀬は天下を取りにいく 宮島未奈著 点字製作中・デイジーあり

映像化したい文庫部門

レプリカだって、恋をする。 榛名丼著 点字なし・デイジーなし

児童書・新作部門

おすしがふくをかいにきた 田中達也著 点字なし・デイジーなし

児童書・名作部門

14ひきのあさごはん いわむらかずお著 点訳絵本あり、MMデイジーあり
 
「成瀬は天下を取りにいく」の作者宮島さんは富士市出身で、受賞作は現在住んでいる大津市を舞台にした人気青春小説です。
中2の夏休みの始まりに幼馴染の成瀬がまた変なことを言い出した。コロナ禍、閉店を控える西武大津店に毎日通い、中継に映るという。さらにはM-1に挑んだり、実験のため坊主頭にしたり…。
日々全力で我が道を突き進む成瀬から、きっと誰もが目を離せない。

「レプリカだって、恋をする。」は作者榛名丼さん自身が住む静岡市が舞台の青春ラブストーリーです。
クールな女子高生の愛川素直と、素直が生み出した外見がそっくりなレプリカ(分身)のナオ。ナオは、素直が学校に行きたくない日に呼び出され、身代わりとして学校に行く。

「おすしがふくをかいにきた」は写真絵本です。おすしが服を買いにお店にやってきた。数あるすしネタから、何に変身するのかな?アイスクリームやいちごたちも、愉快なお買い物を楽しみ…。

「14ひきのあさごはん」は、いわむらかずおさんの絵本14ひきシリーズのひとつです。

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