【読書案内】三淵嘉子(みぶちよしこ)さんの本

こんにちは、貸出担当です。
4月からの連続テレビ小説『虎に翼』のモデルは三淵嘉子さんです。
日本で初めて女性として弁護士、判事、裁判所長それぞれを務めた三淵嘉子さんの生涯を改めて読んでみませんか。

そこで今回は、三淵嘉子さんと『虎に翼』に登場した人物に関する図書をご紹介します。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

1.裁判官三淵嘉子の生涯 伊多波碧著 潮出版社 2024年 点字製作中・デイジー
大学卒業後、日本初の女性弁護士となるが、戦争ですべてを失い、34歳で裁判官に就任。各地の家庭裁判所で社会的弱者に目を向け、精力的に活動した…。逞しくしなやかに生きた女性法曹の先駆者・三淵嘉子の生涯を描く。

2.三淵嘉子 日本法曹界に女性活躍の道を拓いた「トラママ」 青山誠著 KADOKAWA 2024年 点字・デイジー製作中
“狭き門”の高等試験司法科試験への挑戦、戦時中の疎開生活などの試練を乗り越え、女性初の弁護士・裁判所長となった三淵嘉子。五黄の寅年生まれで「トラママ」と称され、日本法曹界に女性活躍の道を拓いた女性の一生を辿る。

3.三淵嘉子 日本初の女性弁護士 長尾剛著 朝日新聞出版 2024年 点字製作中・デイジー
時は昭和、「女は裁判官になれない」という法曹界に嘉子は怒りを燃やし…。日本初の女性弁護士のひとりとして奔走した三淵嘉子の夢と生き様、戦いを小説仕立てで描いた評伝。

4.三淵嘉子の生涯 人生を羽ばたいた“トラママ” 佐賀千惠美著 内外出版社 2024年 点字製作中・デイジー
昭和15年、日本初の女性弁護士となり、戦後、日本初の女性裁判所長となった、三淵嘉子。法曹界で生きた彼女の生涯を、取材や資料などをもとに描く。

5.三淵嘉子と家庭裁判所 清永聡編著 日本評論社 2023年 点字
戦後初めて女性の判事・裁判所長となり、家庭裁判所創設にもかかわった三淵嘉子さん。丁寧な取材によって書き上げられた三淵さんの評伝とゆかりの人々の人物像、実弟や後輩の証言を通じて、三淵嘉子さんの人となり、足跡を紹介する。

6.われ判事の職にあり山口良忠 山形道文著 出門堂 2010年 デイジー
“経済事犯を裁く身でどうしてヤミ買いできよう”と配給のものだけで生活を続けた青年判事、山口良忠。ヤミ米を拒絶し、死を賭して自らの信念に殉じた生涯を、弁護士であった著者が各地を徹底取材して綴る。

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