【読書案内】10月は旧暦で神無月
神々が出雲に集まり不在になるため10月を『神無月』と呼ぶ。有名な説ですが実は俗信で、その由来については諸説あるそうです。今回は神無月にちなみ、日本神話に関連する図書、日本神話を題材にした図書をご紹介します。
●『現代語訳古事記』
福永武彦訳著 2003年 河出書房新社(点字・デイジーあり)
日本人なら誰もが知っているが、実際に読んだ者は少ない古典中の古典を、フランス文学者の福永武彦が現代語訳した名著。
●『本当は怖い日本の神さま』
戸部民夫著 2018年 ベストセラーズ(点字・デイジーあり)
親しみのある「表の顔」とは別に、日本の神さまには「裏の顔」がある。機嫌ひとつで干ばつや疫病を起こす「アマテラス」をはじめ、日本神話の神さまの、本当は怖いもう一つの顔を紹介。
●『蘇我の娘の古事記』
周防柳著 2017年 角川春樹事務所(点字・デイジーあり)
盲目の少女コダマの生い立ちには、ある秘密があった。激動の時代を生きたひとりの女性を鮮やかに描く長篇小説。
●『出雲神々の殺人』
西村京太郎著 2004年 双葉社(点字・デイジーあり)
「神が人を殺した」 都内で発生した3件の殺人事件の現場には謎めいたメッセージが残されていた。十津川警部は被害者の共通点が「出雲」であることに気づき、出雲大社に向かう。
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