【読書案内】救急医療に関する本

こんにちは、貸出担当です。
9月9日は救急の日。そして9月4日から10日は救急医療週間です。
厚生省(現在の厚生労働省)が1982年に制定しました。
「きゅう(9)きゅう(9)」の語呂合せで、救急業務や救急医療について一般の理解と認識を深め、救急医療関係者の士気を高める日です。

そこで今回は、救急医療に関する図書をご紹介します。

気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

1.救急患者X 麻生幾著 幻冬舎 2021年 点字・デイジー
〈呪〉〈恨〉〈殺〉、そして〈救い出して〉。高度救命救急センターに現れる、謎の血文字。ナースたちは、5年前の“あの事件”を思い出す。 医療サスペンスホラー。

2.救急車が来なくなる日 医療崩壊と再生への道 笹井恵里子著 NHK出版 2019年 点字・デイジー
年々延び続ける救急車の現場到着時間。搬送される高齢者は増え、医師不足は避けられない。全国の病院を駆け巡ったジャーナリストが、安心・安全が崩壊していく実態をレポート。

3.生と死の現場から 聖路加国際病院救命救急医のメッセージ 石松伸一著 海竜社 2018年 点字・デイジー
救急医療の現場とはどのようなものなのか。今どのような課題を抱えているのか。聖路加国際病院・救命救急センターの現役医師が、自身のことや、これまで関わった患者のエピソードを含めて紹介する。

4.救急病院 石原慎太郎著 幻冬舎 2017年 点字・デイジー
千代田区溜池にある中央救急病院に、地下鉄の人身事故で瀕死の重傷を負った女性が運び込まれた。駆けつけた患者の父親によると、彼女はほどなく結婚する予定だという。担当チームは左脚の裂傷の高度な縫合手術に挑む。

5.生命のサイレン 救急女医・五條史子 山崎光夫著 学習研究社 1993年 点字・デイジー
生と死がせめぎあう救急医療の現場に、若き女医が挑む。医療の原点を問う医学小説。

6.星になった少女  板野聡著 新風舎 2005年 点字・デイジー
最先端の医療が行われる一方で医療事故や心ない医療者の報道が後を絶たず、さらに、こうした医療界に加えて今は介護の問題も取りだたされている。様々な問題が渦巻く医療界、現役医師の溢れ出てくる思いを綴った感動のストーリー。

最終更新日時:
カテゴリ:

カテゴリ