【アイサポ防災コラム】その94:カセットコンロに寿命が?

年明け早々、日本列島は最長最強寒波の影響で、日本海側や岐阜県などで大雪に見舞われています。
厳冬期でも大地震は容赦なく起きています。今年1月6日に島根県東部で起きた震度5強の地震は記憶に新しいところですが、おととし1月1日には能登半島地震が。1995年1月17日に阪神淡路大震災が。そして2011年3月11日には東日本大震災が起きています。
皆さんは真冬に大地震が起きても大丈夫なように、寒さ対策は出来ていますか?
長期間の停電や燃料不足になったらどうしますか?
わが家にはカセットボンベを使う小さなストーブがあり、先日から使用期限が近いボンベを使ってスポット暖房として利用しています。
防災用にカセットコンロや、カセットボンベを使う発電機を備えている方もいると思いますが、普段使いしていますか?
カセットコンロやカセットボンベにも使用期限があります。
カセットコンロ製造の岩谷産業によると、カセットコンロやカセットボンベの内部には、ガス漏れを防ぐゴム部品が使われており、使用頻度に関わらず、経年劣化していくので注意を呼びかけています。
カセットコンロは製造から10年を目安に買い替えを奨めています。
またカセットボンベは、製造から約7年以内の使い切りが目安です。
備蓄食料と同様、使ったら補充する「ローリングストック」をしてください。
まずは製造年月の確認です。
古くなっていたり錆びていたりしたカセットボンベは、正しい方法で処理してください。
ボンベにガスが入った状態で穴をあけると、ガスが噴出して途中で止めることは出来ないので非常に危険です。
ガスは空気よりも重いので下に溜まります。
マンションなどのベランダでの作業は、排出したガスがこもりやすく危険です。
残ったガスを抜くには、キャップをとり、先端を下向きにして、コンクリートなど硬い所に押し付けると、液状のガスが勢い良く音を立てて噴出し、気化していきます。
ガスを出し切ったら、ボンベを振って「シャカシャカ」という音がしなくなればガスが抜けた状態です。
カセットボンベの処理や廃棄は、自治体の指導にしたがってください。
自然災害からの避難は、在宅避難が理想ですが、冬場に避難所等へ避難する場合に備えて寝袋や毛布、保温シートなどの寒さ対策も見直してください。
(防災アドバイザー 郷隆志)

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