【センターからのお知らせ】2023年4月

うららかな春、年々桜の開花が早くなっています。このお便りが届く頃にはもう葉桜でしょうか。
AIの2100年 ・桜開花予想によると、桜の開花は徐々に早まり、地域によっては、逆に遅くなったり、開花しなかったり、開花しても満開にならなかったりするそうです。温暖化は、日本人の季節感をも変えてしまいそうですね。近年の異常気象による豪雨災害も他人事ではありません。私たちの周りの花や生き物や自然にも心を配り、節電やごみの減量など一人一人にできることを考え実践していきたいですね。
さて、新しい年度の始まりです。この3年間、新型コロナの体験を通して、新しい生活様式や人としての有り様を学んだように思います。その学びを生かし、今後も、より積極的に・便利に・楽しく・皆様とともに進化するセンターをご利用ください。

当センターにおける当面の新型コロナ感染症対策

~5月8日から「5類」の位置づけに~
新型コロナ感染症の位置づけについて、これまでの2類から「5類」に変更することがほぼ確実となっています。これに合わせて、厚労省の専門家組織が今後の対応策について方針を示しています。当センターではそれを踏まえ、今後当面の対応策をまとめました。強制力を持つものではありませんが、ご理解とご協力をいただければ幸いです。

センター来所時の3つの対応(お願い)

相談や体験・サポートなど、その性質上、どうしてもスタッフと利用者とが接近する場面が多くなります。この点を踏まえ、来所時、室内での対応として、
マスク着用 ②<手指消毒 ③<定期的な換気 を実施します。
新型コロナ感染症の特徴の一つとして、高齢者や基礎疾患を持つ方の重症化率が高い点が挙げられます。自らを守り、周囲の方を守る、そのような取り組みの一環として、ご理解とご協力をお願いします。

日常生活での対応策

専門家組織が示した「5つの基本的な対応策」は下記のとおりです。
①3密の回避と換気
②手洗い
③適度な運動と食事
④体調に不安や症状がある場合は無理せず自宅で療養か受診する
⑤場面に応じたマスクの着用とせきエチケットの実施
ウィズ・コロナ、アフター・コロナ、いずれにしても一気に守りを緩めるのではなく、基本的な対応を取りつつ、状況の変化に臨機応変に対応することが必要だろうと思います。みんなで乗り切っていく知恵が試されているのかもしれませんね。

〈保存版〉センターのサービスあれこれ

利用登録

センターを利用する場合、利用登録が必要なサービスとそうでないものとがあります。登録が必要なのは、図書の貸出や『アイサポートニュース』の発送、プライベート・リクエストなどです。登録が不要なのは、イベント参加や各種相談、機器体験などです。ただし、訓練を受けるときも個人情報が必要です。登録手続きは、障害者手帳をご用意の上、お願いします。

利用方法

センターを利用する場合、目的や内容に合わせて、電話・来所・メール・ファックス・ホームページ・オンライン(Zoomミーティングなど)など、ご都合のいい方法でご利用ください。

図書の貸出

点字で書かれた本や雑誌、音声で聞ける本や雑誌を貸出しています。当センターで製作したものをはじめ、全国の図書館が所蔵するものを取り寄せることができます。郵送料は無料。返送方法は送られてきた郵送ケースのラベルを裏返してポスト投函するだけです。

読書相談

読みたい本のジャンルはイメージできているのにタイトルや著者名が出てこない、そんな時はお気軽にご相談ください。お勧めの本を目録の中からナビゲートして見つけるお手伝いをします。

レファレンス

静岡にちなんだ本を探しているなど、知りたいことについて調べてお応えします。

代読・代筆

提出書類作成の際、内容を読み上げたり必要に応じて書き込んだりして、そのお手伝いをします。

コピーサービス・プリントサービス

手元に残しておきたい本をCDにコピーしたり紙に点字で打ち出したりするサービスです。それぞれ実費がかかり、CD1タイトル150円(レーベル印刷する場合は250円)、点字用紙1枚5円、製本バインダー350円です。

選書リクエスト、プライベート・リクエスト

蔵書として製作してほしい本があれば、選書リクエストしてください。月2回行っている選書会議で検討します。もし蔵書として難しい場合は、個人向けに製作することもできます。最初からプライベート・リクエストとして、個人向けに製作することも可能です。なお、個人向けに製作する場合は、原本をご用意いただき、 CD代・用紙代などの 実費がかかります。

SDカード「パックシリーズ」貸出

1枚のSDカードに複数タイトルを入れて貸出するのが「パックシリーズ」です。テーマに沿って選書しています。SDカードはご自身で用意することも、センターで購入代行(1200円)することも可能です。SDカードが使えるプレクストークは、PTR3・PTN3・PTN2・PTP1L・PTP1の5機種です。

オンライン図書館「サピエ」の利用

サピエ図書館に登録すると、さまざまな機器を活用して、外出先を含め、ご自身で点字や音声の本を読むことができます。登録作業はオンラインでも可能ですし、センターが代行することもできます。

プレクストークの貸出

どんな機器か体験したいとか、手持ちの機器が壊れてしまったので一時的に代替え機が必要だとかいう場合、3か月を限度に、再生専用のプレクストークを貸し出します。

困りごと相談

日常生活を送るうえで「見えない・見えにくい」ことで困っていることをご相談ください。答えを見つけるためのお手伝いをします。

ピアサポート・ダイヤル

当事者相談員による電話相談窓口を開設しています。第1~第4木曜日、13:30~16:00、電話番号:080-1552-0491。

県外のガイドに困ったら

県外の移動時のガイドをお探しの場合は、全国視覚障害者外出支援連絡会(JBOS)窓口のセンターにご相談ください。

訓練やスキルアップ

身の回りのことや歩行、点字、パソコン・スマホなど、スキルアップしたい、訓練を受けたい場合は、お気軽にご相談ください。内容や方法、目標などについて、ご希望に沿いながらコーディネートします。

点字教室

点字習得には、定期的な学習と継続的な練習が欠かせません。センターでは、通所による点字教室を実施しています。

体験・サポート

センターに展示してある便利グッズや拡大読書器、パソコンやiPhoneなどを来所して体験できます。また、操作方法などについてサポートします。

土曜サロン

第1土曜は、パソコンやiPhone、読書器などに関連した内容でITチャレンジサロンを開催します。第3土曜は、体験や交流をメインにしたいーらサロンです。どうぞお楽しみに!

『アイサポートニュース』とメール配信『アイニュース』

センターのイベントや新刊図書案内をまとめた機関誌『アイサポートニュース』を偶数月1日に発行しています。また即時的情報を含め随時メール配信している『アイニュース』もあります。どうぞご利用ください。

ホームページ

『アイサポートニュース』はホームページでも参照できます。ほかにも様々な情報を掲載しています。

利用者懇談会

年に1度、利用者皆さんからご意見やご要望を伺うとともに、互いに交流を深める場と位置づけ、県内各所を巡って開催しています。

出前センター

センターをもっと身近に!というコンセプトの下、年に2回、東・中・西部地区をめぐって開催しています。センター紹介、機器展示・体験、各種相談がメインメニューです。

点字かわら版「美味しい!楽しい!静岡情報」配信中!

2月号は、「出世の街・浜松 家康公と食」と題して、浜松の旬の海の幸・山の幸や家康公にまつわるお土産を特集しました。3月号は、磐田で出会える美味しいスイーツと丼ランチをご紹介しました。
点字かわら版は、アイニュースでのお知らせのほか、ご希望の方には、点字印刷したもの(3枚)を差し上げます。点字データでご希望の方は、メール添付でお送りいたします。ぜひご利用ください。

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