【読書案内】４月ベストリーダー
センター４月のベストリーダーのご案内
こんにちは、貸出担当です。
先日、だるまちゃんシリーズなどで有名な絵本作家のかこさとしさんが亡くなりました。
多くの作品を手掛けられていますが、印象深いのは『からすのパンやさん』です。
からすのパンやさんが作るアイデアいっぱいのパンに「こんなパンが本当にあれば良いのにな」「作ってみたいな」とわくわくしたのを覚えています。
素晴らしい作品を遺してくれたかこさとしさんの冥福をお祈りいたします。
『からすのパンやさん』は点訳絵本とマルチメディアデイジーが製作されています。
ぜひ一度お手に取ってみて下さい。
今回は４月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。
『疑わしき男』の主人公徳右衛門は何より家庭の平穏を大事にする「マイホーム侍」です。
ひょんなことから津野惣十郎に目を付けられ、一方的に果し合いを申し込まれた徳右衛門。
果し合いを避ける方法はないかと思案しますが、津野が殺されたことで事態は一転します。
『英国レディの恋の作法』はウィローメアシリーズの第１弾。
伯爵である祖父を訪ねてアメリカからイングランドへやってきたマリーたち四姉妹は、
価値観の違いに戸惑いながら新しい世界になじもうと奮闘します。
１９世紀の英国を舞台に繰り広げられる長編ロマンス小説です。
『その可能性はすでに考えた』は第１６回本格ミステリ大賞候補作品です。
カルト宗教団体によって行われた集団自殺で唯一生き残った少女は、事件の謎を解くため探偵の元を訪れます。
少女が覚えているのは、首を切り落とされながらも少女の命を救ってくれた少年の姿でした。
奇跡は実在するのか。その存在を証明するため、探偵が謎に挑みます。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します
点字図書
院内刑事（でか） 浜 嘉之著
疑わしき男（幕府役人事情浜野徳右衛門） 稲葉 稔著
英国紳士のキスの魔法 キャンディス・キャンプ著 山田 香里訳
英国レディの恋の作法 キャンディス・キャンプ著 山田 香里訳
火喰鳥 羽州ぼろ鳶組 今村 翔吾著
デイジー図書
惚れさせ若様 もののけ長屋浮世始末 聖 竜人［著］
愛の立待岬 京都・函館殺人事件 山村 美紗著
体の痛みがスッキリ消える 「痛みの名医」が教える 河手 真理子著
死ぬまで元気で楽しく食べられる・話せる最強の「お口ケア」 周東 寛著
その可能性はすでに考えた 井上 真偽著