【読書案内】12月ベストリーダー

センター12月のベストリーダーのご案内

こんにちは。貸出担当です。年末年始の間に読もうと2冊本を用意していましたが、結局手を付けずに過ごしてしまいました。
何とか今週末に読み進めたいと思いつつ、1ページもめくらずに春を迎えそうな気もします。

今回は12月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。

『黒と白のはざま』はトムとリックの老若弁護士コンビが活躍する法廷小説です。
トムの親友・黒人のボーは、幼い頃、クー・クラックス・クランに目の前で父親を殺害されたました。
それから45年、その復讐のために殺人を犯したとしてボーは逮捕されてしまいます。
親友を助けるため、トムは教え子のリックと共に弁護士として法廷に立ちます。

『どてらい男(やつ) 第2巻』はテレビドラマの小説版。主人公猛造の波乱万丈の物語が好評を博し、映画や舞台、漫画にもなりました。
丁稚になった猛造は、才能を武器に商人としての道を歩き始めます。日中戦争勃発の機運を背景に、友情、恋愛、独立と悩みの尽きない青春時代をユーモラスに描いた長編小説です。
笹沢佐保のミステリー小説『死人(しびと)狩り』は静岡県が舞台です。
西伊豆海岸を走行していたバスに銃弾が撃ち込まれ、バスは転落、乗員乗客27名全員が犠牲となりました。
この事件で妻子を失った静岡県警の浦上達郎は、犠牲者の誰かに恨みを持つ者の犯行と考え、亡くなった一人ひとりを調べ始めます。

気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。

点字図書

黒と白のはざま ロバート・ベイリー著 吉野弘人訳

デイジー図書

どてらい男(やつ) 第2巻 奮闘篇 花登筐[著]
死人(しびと)狩り 笹沢左保著
どてらい男(やつ) 第3巻 戦乱篇 花登筐[著]
脱藩さむらい 金子成人著
無人駅で君を待っている いぬじゅん著

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