【読書案内】1月ベストリーダー

センター1月のベストリーダーのご案内

こんにちは、貸出担当です。
今年の立春は2月3日。1897年以来124年ぶりに2月3日になるそうです。
立春といってもまだまだ寒い日が続きますが、冬至よりぐっと日が長くなっていることを体感しています。

今回は、1月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。

「ジョゼと虎と魚たち」は、田辺聖子さんの短編9編を収録しています。
足が悪いジョゼは車椅子がないと動けない。ほとんど外出したことのないジョゼと、大学を出たばかりの恒夫のどこか危うくエロティックな関係を描く表題作です。
2003年に実写映画版が公開され、2020年には劇場アニメ版が公開されました。

「脱藩さむらい」は、石見国、浜岡藩城下に妻と暮らしている香坂又十郎が活躍します。お役目は、市中警護、犯罪の取り締まりや犯人の逮捕に奔走する奉行所の町廻り同心頭です。田宮神剣流の使い手であり、御前試合で十人抜きを果たした剣の腕を買われ、斬首刑の執行も行っていました。

「街と山のあいだ」は、雑誌『murren(ミューレン)』発行人・文筆家として活躍している若菜晃子さんによる、山をテーマにした随筆集。四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など、細やかなエピソードに彩られた59篇。山が好きな人も山に憧れる人も、自然を近しく感じられる一冊です。

気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。

点字図書

ジョゼと虎と魚たち 田辺聖子著

デイジー図書

死人狩り 笹沢左保著
脱藩さむらい 金子成人著
無人駅で君を待っている いぬじゅん著
君を忘れたそのあとに。 いぬじゅん著
街と山のあいだ 若菜晃子著

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