【読書案内】牧野富太郎の本

こんにちは、貸出担当です。
9月に入り、連続テレビ小説の牧野富太郎のお話も終わりに近づいています。
94歳で亡くなる直前まで、日本全国をまわって膨大な数の植物標本を作製した牧野富太郎の生涯を改めて読んでみませんか。

そこで今回は、牧野富太郎に関する図書をご紹介します。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

  1. 草を褥(しとね)に 大原富枝著 小学館 2001年 点字・デイジー
    自らを「植物の精」と呼び、植物分類学に生涯を捧げた牧野富太郎博士。この稀代の学者と妻・寿衛子の波乱に富む生涯の詳細な記録。書簡で明かされる「奔放」と「純愛」。ひたむきな夫婦愛を哀惜込めて描く。
  2. 牧野富太郎 日本植物学の父 清水洋美文 汐文社 2020年 点字・デイジー
    日本全国の野山を歩いて集めた標本は40万点。調べて分類し、名前をつけた植物が1500種類。「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎の94年にわたる人生を描く。富太郎採集マップ、富太郎ゆかりの場所なども収録。
  3. 牧野富太郎の恋 長尾剛著 朝日新聞出版 2023年 点字製作中・デイジー
    土佐の商家に生まれるも、研究に没頭するあまり生家の財産を使い果たした牧野富太郎。学内でも敵を作るが、菓子屋の娘との出会いが人生を大きく変えていく。
  4. 牧野富太郎 なぜ花は匂うか 牧野富太郎著 平凡社 2016年 点字・デイジー
    私は植物の愛人としてこの世に生まれてきたように感じます-。日本植物学の父・牧野富太郎が綴った随筆集。研究人生を振り返る「植物と心中する男」や、漫談などを収録。
  5. 植物知識 牧野富太郎著 講談社 1981年 点字・デイジー
    植物学の世界的権威が、身近な花と果実22種について平易に解説。どの項目から読んでも植物に対する興味がわき、楽しみながら植物学の知識が得られる。
  6. 好きを生きる 天真らんまんに壁を乗り越えて 牧野富太郎著 興陽館 2023年 点字・デイジー
    好きなことを追求して生きれば、人生がうまくいく-。貧しさや困難の壁を乗り越えて、ひたむきに天真らんまんな生き方を貫いた日本の植物学の父、牧野富太郎の珠玉のエッセイ集。
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