【読書案内】パレスチナ問題に関する本

■パレスチナ問題に関する本

こんにちは、貸出担当です。
毎日ニュースで報道されるパレスチナ問題。これまで何十年も紛争が続いており、一向に解決の兆しが見えません。
そもそもパレスチナ問題は何が原因で起こったのか?なぜ解決できないのか?
わからないことが多いですね。
そこで今回は、パレスチナ問題に関する図書をご紹介します。

気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

1.ガザの悲劇は終わっていない パレスチナ・イスラエル社会に残した傷痕  土井敏邦著 岩波書店 2009年 点字・デイジー
多くの民間人を含む1400人以上の犠牲者を出したイスラエル軍のガザ攻撃。人間の尊厳を奪う“占領”の本質を、ガザやイスラエルの人々へのインタビューを通して浮かび上がらせる。

2.ハマスの息子 モサブ・ハッサン・ユーセフ著 青木偉作訳  幻冬舎 2011年 点字・デイジー
裏切りか、それとも愛なのか!? 憎悪、陰謀、拷問、自爆…。中東を揺るがす恐るべき秘密の数々を白日の下に曝す。テロリスト集団「ハマス」の創設者を父にもつ著者が、ハマスやパレスチナ自治政府の実態を明らかにする。

3.ぼくの村は壁で囲まれた パレスチナに生きる子どもたち 高橋真樹著 現代書館 2017年 点字・デイジー
世界の多くの問題にもつながっているパレスチナ問題を、パレスチナに暮らす子どもたちの視点からわかりやすく伝えた入門書。日本のニュースでは伝えられないパレスチナの現実を明らかにする。

4.サビールの祈り パレスチナ解放の神学 ナイム・アティーク[著] 岩城聡訳 教文館 2019年 点字・デイジー
パレスチナに生まれ難民となったアラブ人司祭が、ユダヤ人とイスラム教徒とキリスト教徒の旧約聖書の読み方の違いがパレスチナ問題の根幹にあることを丁寧に示しつつ、3つの宗教を信仰する人々の平和共存を願って紛争の渦中から、世界の人々に愛と祈りによる連帯を呼びかける!

5.パレスチナを生きる 渡辺丘著 朝日新聞出版 2019年 デイジー
宗教、民族、ナショナリティー等が複雑に絡み合う「壁」の向こう側の人びとは、どんな暮らしをしているのか。ガザ、ヨルダン川西岸、東エルサレム、そしてイスラエル。分断に揺れる地の最前線を追う、渾身のルポルタージュ。

6.パレスチナ問題とキリスト教 村山盛忠著 ぷねうま舎 2012年  デイジー
ヨーロッパが生んだ「ユダヤ人問題」は、未解決のままパレスチナの地に移行され「パレスチナ問題」となっている-。パレスチナ問題から問われる課題を日常の場で自らに問いかけてきた記録。講演内容や寄稿した文章をまとめる。

7.アハメドくんのいのちのリレー 鎌田実著 安藤俊彦画 ピーター・バラカン英訳 集英社 2011年 点字・デイジー
パレスチナ自治区でイスラエル兵に誤射され、脳死状態になった12歳の少年アハメド。彼の父親は平和への願いを込め、イスラエル人への臓器提供に同意して…。人間に生まれた誇りと喜びを教えてくれる感動の物語。

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