【読書案内】11月ベストリーダー
センター11月のベストリーダーのご案内
こんにちは、貸出担当です。
早いものでもう12月。今年もあと1か月弱となってしまいました。
先日、今年話題になった言葉を決める『2020ユーキャン新語・流行語大賞』(「現代用語の基礎知識」選)が発表され、年間大賞に「3密」が選ばれました。新型コロナウイルスの感染拡大につながる「密閉、密集、密接」を表した「3密」が、私たちの中に印象づけられ、日常で密に対する意識が高まりました。
今回は、11月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。
点字図書は複数回貸出されたものがなかったので、今回は省略いたします。
「不夜城」は、馳星周のデビュー作品です。馳星周は、「少年と犬」で2020年、第163回直木賞を受賞し、他作品へのリクエストが増えました。「不夜城」は、日中混血の男女二人が新宿歌舞伎町に暗躍する中国人マフィアの抗争に巻き込まれるという内容で、1997年当時のベストセラーでした。
「今川義元知られざる実像」は、戦国時代に優れた領国経営の手腕を発揮し、駿河・遠江・三河の三国を治める大名となった今川義元の実像を明らかにします。
「無人駅で君を待っている」の著者いぬじゅんは、静岡県在住です。浜名湖を臨む静かな無人駅。そこにあるベンチには、不思議な伝説がありました。オレンジ色の夕焼けの中、ベンチに座り、「会いたい」と強く願えば、やさしい奇跡が訪れて…。切なくも温かい5つの「再会」の物語です。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。
デイジー図書
不夜城 馳星周著
銀河英雄伝説(6)飛翔篇 田中芳樹著
あなたはここで、息ができるの? 竹宮ゆゆこ著
今川義元知られざる実像 小和田哲男著
無人駅で君を待っている いぬじゅん著
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