【静岡県からのお知らせ】Withコロナの新たな段階への移行に向けた療養の考え方の見直しについて
厚生労働省は９月６日、新型コロナウイルス感染症の全数届出の見直しに関して考え方を公表しました。
発生届の対象は６５歳以上の方、入院を要する方、重症化リスクがあり治療薬の投与等が必要と医師が判断する方、妊婦に限定し、重症化リスクの高い方を守るため、保健医療体制の強化、重点化を進める。
症状が軽いなど、自宅で速やかな療養開始を希望される方は、検査キットでセルフチェックし、陽性の場合、健康フォローアップセンターに連絡して、自宅で療養いただく。
発生届の対象外となる若い軽症者の方等が安心して自宅療養をできるようにするための環境整備に目処が立ち、全国的に感染者の減少傾向が確認されたことから、必要なシステム改修を経て、９月26日より、全国一律で、療養の考え方を転換し、全数届出を見直す。
全数届出の見直し後も、システムを整え、届出対象外の方も含めて、感染者の総数は引き続き把握する。
そのほか、抗原定性検査キットのインターネット等での販売を解禁、発生届の対象とならない方が体調悪化時等に連絡・相談できる健康フォローアップセンターの全都道府県での整備、発生届の対象外の方々にも、必要に応じて、宿泊療養や配食等の支援が可能となるようにする。
さらに、新型コロナ病床の確保、発熱外来の取組みを継続、高齢者施設従事者への定期的な検査、施設内療養に対する支援体制の強化、12歳以上の１・２回目接種完了者を対象としたオミクロン株対応のワクチン接種の促進などもしていくとしています。
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