【読書案内】芥川賞と直木賞が決定
第１５８回 芥川賞と直木賞が決定
こんにちは、貸出担当です。
昨日の雨から、寒さが少しやわらいでいます。そこかしこで、スイセンの咲くのが見られ、素敵な香りを放っています。スイセンの香りには、ストレス軽減効果があるといわれています。
第１５８回芥川龍之介賞・直木三十五賞が決定しました。
芥川龍之介賞に「百年泥」 石井遊佳（いしい・ゆうか）著、
「おらおらでひとりいぐも」 若竹千佐子（わかたけ・ちさこ）著
直木三十五賞に「銀河鉄道の父」 門井慶喜（かどい・よしのぶ）著が受賞しました。
「百年泥」は、インドのチェンナイで日本語教師をする女性が、現地で百年に一度の大洪水に見舞われ、堆積した泥から現れた品々についての出来事が描かれています。
「おらおらでひとりいぐも」は、74歳、ひとり暮らしの桃子さんの老いの境地を描いた作品です。
「銀河鉄道の父」は、地元の名士で浄土真宗信者でもあった宮沢賢治の父・政次郎の視点から、賢治の生涯を描いた作品です。
なお、門井慶喜（かどい・よしのぶ）さんが2006年に書いた「天才たちの値段」は、点字・デイジーともに当センターで所蔵しています。是非、ご利用ください。
受賞した３タイトルは、点字・デイジーともに製作中です。
最終更新日時:
カテゴリ: