【読書案内】静岡書店大賞が決定
第7回 静岡書店大賞が決定
こんにちは、貸出担当です。
今年もあと数日を残すのみとなりました。今年はどのような年でしたか? 来年は、今年以上に素敵な本に出会えるといいですね。一年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
静岡県内の書店員がみんなで選ぶ静岡書店大賞が決定しました。
以下、部門、書名、著者名、点訳,音訳の有無 の順に記します。
小説部門 火のないところに煙は 芦沢 央(よう)著 点字・デイジーとも製作中
児童書・新作部門 おしっこちょっぴりもれたろう ヨシタケ シンノスケ著 点字データあり、デイジーなし
児童書・名作部門 ねずみくんのチョッキ なかえ よしを作 点字あり、デイジーなし
映像化したい文庫部門 毎年、記憶を失う彼女の救いかた 望月拓海著 点字あり、デイジー製作中
「火のないところに煙は」では、神楽坂を舞台にした怪談を依頼された作家の私が、かつての凄惨な体験を振り返り、事件を小説にしたとき、誰にも予測できない恐怖の連鎖が始まります。戦慄とどんでんがえしの波状攻撃!フィクションかノンフィクションかわからないような怪作です。
「毎年、記憶を失う彼女の救いかた」は、恋愛ミステリです。私は1年しか生きられない。毎年、私の記憶は両親の事故死直後に戻ってしまう。そんな私の前に現れた見知らぬ小説家。事故以来、他人に心を閉ざしていたけれど、デートを重ねるうち彼の優しさに惹かれていきます。この恋の秘密に、あなたは必ず涙することでしょう。
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