【読書案内】1月ベストリーダー

センター1月のベストリーダーのご案内

こんにちは、貸出担当です。
立春を過ぎ、暦の上では春ですね。先日は文字通り、春を思わせるような陽気になりました。静岡では20℃を超えた所もありました。
寒暖の差が激しいので体調を崩されませぬようお過ごしください。

今回は、1月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。

『ヒトラーの試写室』は、歴史秘話に基づく、一気読みと感動必至の傑作エンタメ小説です。1937年、22歳の柴田彰は円谷英二の下で日独合作映画『新しき土』の特殊撮影を担当し見事に完成させました。その技術に目をつけたのがナチス宣伝大臣ゲッベルス。映画による人心の掌握と統制を進める彼は、柴田をベルリンに招聘し、タイタニック号の沈没シーン制作を命じます。

『滑らかな虹』は、長編ミステリーです。5年3組の担任教師・柿埼の提案した『ニンテイ』ゲームはクラスの子どもたちの心を捉え、学校生活にかかせないレクリエーションとして順調に機能しているように見えました。この穏やかな日々が続くと、みな思っていました。ただ、「彼ら」を除いては。最後の〈ゲーム〉が行われたあの日、夜の校舎で何が起きのたか。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。

点字図書

ヒトラーの試写室 松岡 圭祐 著

デイジー図書

異邦の仔 西川 司著
滑らかな虹(下) 十市(とおちの) 社(やしろ)著
うらぶれ侍 研ぎ師人情始末(4) 稲葉 稔著
殿さま浪人幸四郎(11) 鬼女の涙 聖 竜人著
迷い子の櫛 むすめ髪結い夢暦 倉本 由布著

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