【読書案内】10月ベストリーダー

センター10月のベストリーダーのご案内

こんにちは、貸出担当です。
本日11月8日は立冬ですが、冬と言うより、やっと秋になったという感じがします。

立冬や冬至など二十四節気と呼ばれる暦の区分は中国で考案された物で、
中国の気候を元に名前が付けられています。
そのため、日本で感じる気候と季節感が合わない名称・時期があるようです。

今回は10月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。

『視線はエモーショナル』は聖ドゥワインウェン・シリーズの最終話です。
伯爵家に劣らない名家に婚約を破棄されたジュネヴィーヴ。
嘆き悲しむ彼女に、その場で結婚を申し込んだのは兄の友人で幼なじみのマイルズでした。

『ペンギンの島』はある手違いから人間になったペンギンたちの国を通してフランスの歴史を語りなおした年代記。
ノーベル賞作家のアナトール・フランスの埋もれた名作です。

蔦屋重三郎は歌麿や写楽の作品を世に広めた名編集者であり出版者でした。
『稀代の本屋 蔦屋重三郎』は時に為政者の弾圧にあいながら「世をひっくり返す」作品を生み出すために奔走した波乱の生涯を描いた渾身の時代小説です。

点字図書

視線はエモーショナル キャンディス・キャンプ著 大野 晶子訳
清らかな、世界の果てで 北里 紗月著
剣豪殿様堀田左京亮 家斉の朋友 麻倉 一矢著
昭和の怪物七つの謎 保阪 正康著
ペンギンの島 アナトール・フランス著 近藤 矩子訳

デイジー図書

辻斬り橋 八坂鏡之介人情占い事件帖 聖 竜人[著]
裏店とんぼ 研ぎ師人情始末 稲葉 稔著
糸切れ凧 研ぎ師人情始末(2) 稲葉 稔著
うろこ雲 研ぎ師人情始末(3) 稲葉 稔著
稀代の本屋 蔦屋重三郎 増田 晶文著

 

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