【読書案内】静岡書店大賞が発表

第8回 静岡書店大賞が発表

こんにちは、貸出担当です。
今年もあと数日を残すのみとなりました。今年はどのような年でしたか? 来年は、今年以上に素敵な本に出会えるといいですね。一年間、ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

静岡県内の書店員と図書館員721人が選んだ静岡書店大賞が発表されました。

以下、部門、書名、著者名、点訳,音訳の有無 の順に記します。

小説部門 月まで三キロ 伊与原新著 点字あり、デイジーあり
映像化したい文庫部門 この冬、いなくなる君へ いぬじゅん著 点字あり、デイジーあり

児童書・新作部門 ころべばいいのに ヨシタケ シンスケ著 点字あり、デイジーなし
児童書・名作部門 わたしのワンピース にしまき かやこ作 点字あり、デイジーなし

「月まで三キロ」は、浜松市が舞台で、同市天竜区に実在する交通標識が鍵となっています。
「月は1年に3.8センチずつ、地球から離れていってるんですよ」 死に場所を探してタクシーに乗った男を、運転手は山奥へと誘う。表題作をはじめ、折れそうな心に寄り添う、全6話を収録。

「この冬、いなくなる君へ」は、前向きになれる感動作です。文具会社で働く24歳の生久田菜摘は、ひとり会社で残業をしていると火事に巻き込まれ、意識を失ってしまう。はっと気づくと篤生と名乗る謎の男が立っており、「この冬、君は死ぬ」と告げられます。ラスト、切ない涙が温かな涙に変わる!! 著者・いぬじゅんが贈る、この冬最高の感動作です。

 

 

 

 

 

 

 

 

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