【読書案内】12月ベストリーダー
センター１２月のベストリーダーのご案内
こんにちは、貸出担当です。
昨日は駿府城公園で開催された静岡市消防出初式を見学してきました。
沢山の消防車がサイレンを鳴らしながら一斉にお堀へ向かって放水する様子は迫力があり、大勢の観客から歓声が上がっていました。
今回は昨年１２月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。
『黄色（こうしょく）毒矢事件』は山本周五郎が描いた少年少女向けの探偵小説です。
研究所の分析表が盗まれ、所員が次々と殺される事件が発生。少年探偵の龍介が巧妙な方法で犯人を炙り出します。
時代小説の大家とは違う側面を垣間見ることができる一冊です。
『ようこそポルトガル食堂へ』はレシピ本、旅行記、エッセイと、様々な角度から楽しめる作品です。
家庭のキッチンやレストランの厨房を訪ね歩き、素朴で飾り気のない、ほっとするポルトガルの料理を紹介します。
『札幌・オホーツク逆転の殺人』は、以前「私の一冊」でご紹介いただいた『天城峠殺人交差 踊子の謎』に登場した壮（つよし）と美緒（みお）のコンビが活躍する推理小説のシリーズです。
作家の鳥海と会うために札幌を訪れた美緒。しかし鳥海は待ち合わせの場所に現れず、後日焼死体で発見されます。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。
点字図書
黄色毒矢事件 山本 周五郎著 末国 善己編
皆殺しの家 山田 彩人著
ようこそポルトガル食堂へ 馬田 草織著
デイジー図書
この春、とうに死んでるあなたを探して 榎田 ユウリ著
殿さま浪人幸四郎（１２） 逃げる姫さま 聖 龍人著
札幌・オホーツク逆転の殺人 深谷 忠記著
辻斬り橋 八坂鏡之介人情占い事件帖 聖 龍人著
またの名をグレイス（上） マーガレット・アトウッド著 佐藤 アヤ子訳
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