【読書案内】2月ベストリーダー

センター2月のベストリーダーのご案内

こんにちは。貸出担当です。

先日、1人で三島市にある佐野美術館へ行ってきました。
ほぼ1年ぶりに新幹線に乗り、美術館で作品を鑑賞し、せっかくなので三島大社へお参りしてきました。
そして最後は駅でお土産のおまんじゅうを買い、大満足で帰って来ました。
旅行へ行けなくてつまらないと思っていましたが、どこか遠くへ行かなくても、近くに楽しめる所があると分かり、とても良い経験でした。

今回は2月に貸出の多かったセンター製作の図書をご紹介します。

『隠された悲鳴』はアフリカ発のサスペンス小説。
ある村で12歳の少女が行方不明になり、村人は「儀礼殺人」を疑いますが、警察は野生動物に襲われたのだと結論付け、捜査は打ち切りに。
5年後、血の付いた少女の服が発見されたことから事件の真相が明らかになります。
「儀礼殺人」とは呪術的な力を得るために人体の一部を切り取る行為で、この小説は実際に起きた事件を元に描かれています。

1963年11月、ケネディ大統領暗殺。白昼、人々の前で起きたこの事件は大きな衝撃を与え、今なお議論の的となっています。
『11月に去りし者』はこの暗殺事件に関わった男、ギドリーが主人公です。
暗殺に関与した者たちが次々と消されている事を知ったギドリーは身の危険を感じ、ある人物を頼って西へ向かいます。

『街と山のあいだ』は登山の専門出版社を経て、編集者・文筆家として活躍する若菜晃子による初の随筆。
四季にわたる山行記やよく登る山、道具の話など、
細やかなエピソードに彩られた文章は、自然を身近に感じさせてくれます。

気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、書名、著者名の順に記します。

点字図書

隠された悲鳴 ユニティ・ダウ著 三辺律子訳
11月に去りし者 ルー・バーニー著 加賀山卓朗訳
天上の葦(上) 太田愛著
念入りに殺された男 エルザ・マルポ著 加藤かおり訳
レイトショー(上) マイクル・コナリー著 古沢嘉通訳

デイジー図書

どてらい男 第4巻 激流篇 花登(はなと)筐(こばこ)著
どてらい男 第5巻 波濤篇 花登筐著
脱藩さむらい 金子成人著
どてらい男 第1巻 立志篇 花登筐著
街と山のあいだ 若菜晃子著

 

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