【読書案内】オウム真理教に関する本

オウム真理教に関する本

こんにちは、貸出担当です。
1995年3月20日に発生した地下鉄サリン事件から26年がたちました。
6000人以上の死傷者を出し、今なお苦しむ方たちがいらっしゃいます。
今回は、オウム真理教に関する本を紹介します。

以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

1.「オウム真理教」追跡2200日 江川紹子著 文藝春秋 1995年 点字・デイジー
不可解な教団を追いつづけて,まる6年。みずから,ホスゲン攻撃を受けながら,一貫して「事実」を究明。捜査当局,大マスコミも参考にした執念の全記録。

2.マインド・コントロールから逃れて オウム真理教脱会者たちの体験 滝本太郎, 永岡辰哉編著 恒友出版 1995年 点字・デイジー
自ら「空中浮揚」を実践して教団の欺瞞をあばいた気鋭の弁護士と、父親(被害者の会会長)を毒殺されかけた元信徒が、全信徒救出の悲願を込めて緊急出版。オウム真理教を脱出した17人の手記。

3.ゆれ動く日本人の心と宗教 大江健三郎とキリスト教、そしてオウム真理教をめぐって 粕谷甲一著 新世社 1995年 点字・デイジー
戦後、復興・繁栄への道を走りながら、そのバブル崩壊の中で日本中を震撼させたオウム事件。なぜ、若者、特にエリートが多くの犠牲を払って、オウム真理教に引きつけられたのか。戦後50年の反省は、そのまま今日の問いかけでもある。

4.オウム真理教事件とは何だったのか? 麻原彰晃の正体と封印された闇社会 一橋文哉著 PHP研究所 2018年 デイジー
大勢の若者たちは、なぜオウムや麻原に惹かれていったのか。オウムと裏社会のつながり、ロシア、北朝鮮との関係は。元信者や捜査関係者らの「今だから話せる」貴重な証言をもとに、オウム真理教の闇を明らかにする。

5.未解決事件オウム真理教秘録 NHKスペシャル取材班編著 文藝春秋 2013年 デイジー
NHKスペシャル「未解決事件シリーズ」第2弾で平成史を代表する「オウム事件」が放送された。多くの若者をひきつけ、凶悪な犯罪に駆りたてたものは何だったのか。警察はなぜ事件を防げなかったのか。NHKスペシャル取材班による捜査員150人の証言とオウムとの攻防についての衝撃作。

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