【読書案内】お金に関する図書

お金に関する図書

こんにちは、貸出担当です。
先週、2024年度上半期から流通予定の新紙幣の印刷が始まりました。
新しい紙幣は偽造防止のため最先端のホログラム技術が採用されているのに加え、『誰もが使いやすい』ことを意識してデザインされています。

指で触って種類を識別しやすいように凹凸がついているほか、金額を示すアラビア数字が大きく印刷されていて旧紙幣より分かりやすくなっているそうです。実物を触るのが楽しみですね。

今回はお金や貨幣制度に関する図書をご紹介します。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。

1 「お金」で読み解く日本史  島崎晋著 SBクリエイティブ 2018年 点字・デイジー
原始の物々交換から、貨幣の誕生、仮想通貨、貨幣消滅を迎える近未来まで、「お金」という視点で歴史を振り返り、日本人とお金の深い関わりを読み解く。

2 ニュートンと贋金づくり トマス・レヴェンソン著 寺西のぶ子訳 白揚社 2012年 点字・デイジー
17世紀のロンドンを舞台に繰り広げられた国家を揺るがす贋金事件。天才科学者ニュートンはいかにして犯人を追いつめたのか? 事件解決にいたる攻防をスリリングに描く。

3 円を創った男 渡辺房男著 文藝春秋 2006年 点字・デイジー
旧幕時代の複雑な貨幣制度を廃し、統一通貨を「円」と命名する。若き日の大隈重信の苦闘を通して、近代国家誕生のドラマを描く歴史小説。

4 ピコラエヴィッチ紙幣 熊谷敬太郎著 ダイヤモンド社 2009年 点字・デイジー
島田商会が極東ロシアの小都市で発行する紙幣「ピコラエヴィッチ」は、ロシア人社会に深く浸透していた。しかし共産革命の嵐が、大きな悲劇へと発展する。通貨とは何か、経済とは何かを問う歴史経済小説。

5 シネマ・デイジー ルパン三世 カリオストロの城 宮崎駿監督 東京ムービー新社製作 1979年公開 デイジーのみ
ルパン三世はカジノから盗み出した金が幻の偽札「ゴート札(さつ)」であることに気づき、ゴート札の出処と噂されるヨーロッパの小国カリオストロ公国へ向かう。途中、男たちに追われる花嫁姿の少女を助けるが、少女は再び連れ去られてしまう。

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