【読書案内】夏に読みたい川をテーマにした図書
自然の中の川は、見ているだけでも涼しげです。夏に読みたい、川をテーマにした図書を紹介します。
●『川の名前』 川端裕人著 2004年 早川書房
(点字・デイジー)
ひと夏の冒険が、少年たちを変えた! 身近な自然と人間のつながりを、まったく新しい視点から見つめた青春小説。
●『マクリーンの川』 ノーマン・マクリーン著 1993年 集英社
(点字・デイジー)
アメリカ、モンタナの渓流でのフライ・フィッシングを背景に展開する、家族愛と兄弟の絆の物語。映画『リバー・ランズ・スルー・イット』の原作。
●『川の光』 松浦寿輝著 2007年 中央公論新社
(点字・デイジー)
平和な川辺の暮らしは失われた。晩夏、安住の地を求めてネズミ一家の冒険が始まる。『読売新聞』夕刊で連載。
●『蛍川・泥の河』 宮本輝著 1994年 新潮社
(点字・デイジー)
思春期の少年の心の動きと、川の上流に降るという蛍の大群の乱舞を描く「蛍川」。戦争の傷跡を残す大阪で、河の畔に住む少年と廓舟に暮らす姉弟との短い交友を描く「泥の河」。
●『華舫(かほう)』 熊谷敬太郎著 2014年 NHK出版
(点字・デイジー)
維新後の明治、圧倒的なスピードと積載重量をほこる川蒸気船の航路が計画されていた。事件に巻き込まれた少女の謎解きを中心として、さまざまな人物が一つの糸に手繰り寄せられるように集約していく。
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