【読書案内】ノーベル文学賞発表
こんにちは。貸出担当です。
10月6日に今年のノーベル文学賞が発表されました。
受賞者はフランスの女性作家、アニー・エルノー。
受賞理由には「個人的な記憶のルーツ、疎外、集団的な束縛を明るみに出す勇気と冷徹な鋭さ」が挙げられています。
今回はアニー・エルノーの作品をご紹介します。
以下、タイトル、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。
1 ある女 早川書房 1993年 点字・デイジー
年老いた母に最期まで寄り添って生きた娘が、その人生を必死に生きた一人の女の人生として描く。
2 シンプルな情熱 早川書房 2002年 点字・デイジー
離婚後独身でパリに暮らす女性教師が、妻子ある若い東欧の外交官と不倫の関係に。
自分自身の体験を赤裸々に語り、大反響を呼んだ、衝撃の問題作。
3 嫉妬 早川書房 2005年 点字・デイジー
別れた男に新しい恋人ができたと知り、激しい嫉妬に苛まれる『私』。
新しい恋人がどんな女なのか、あらゆる手段を使って特定しようとする。
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