【読書案内】第10回　静岡書店大賞

こんにちは、貸出担当です。

静岡県内の書店員、図書館員による投票で選ぶ「第１０回静岡書店大賞」が、先日発表されました。

以下、部門、書名、著者名、点訳，音訳の有無　の順に記します。

小説部門　忍者に結婚は難しい　横関大著　点字製作中・デイジーあり

映像化したい文庫部門　この恋が、かなうなら　いぬじゅん著　点字・デイジーともに製作中

児童書・新作部門　大ピンチずかん　鈴木のりたけ著　点字データあり、デイジーなし

児童書・名作部門　てぶくろ　ウクライナ民話　エウゲーニー・M・ラチョフ著　点訳絵本あり、ＭＭデイジーあり

「忍者に結婚は難しい」は現代を生き、互いをライバル関係と知らずに結婚した伊賀忍者と甲賀忍者の夫婦が活躍する物語です。横関大さんは富士宮市出身で、県内出身作家の小説部門受賞は初めてです。来年１月からのテレビドラマ化も決まりました。

「この恋が、かなうなら」の作者いぬじゅんさんは、浜松市在住で第８回以来２回目の受賞。浜松市北区細江町、三ケ日町を舞台にした青春物語です。

「大ピンチずかん」の鈴木のりたけさんは、浜松市出身。「大人から見るとたわいない状況でも、子どもには大ピンチということがよくある。それを乗り越える強さを子どもたちに伝えられたら」とメッセージを寄せています。