【読書案内】詐欺に関する本
こんにちは、貸出担当です。
連日ニュースで特殊詐欺事件についてとりあげられています。
警視庁のホームページには、『特殊詐欺とは、犯人が電話やハガキ(封書)等で親族や公共機関の職員等を名乗って被害者を信じ込ませ、現金やキャッシュカードをだまし取ったり、医療費の還付金が受け取れるなどと言ってATMを操作させ、犯人の口座に送金させる犯罪(現金等を脅し取る恐喝や隙を見てキャッシュカード等をすり替えて盗み取る詐欺盗(窃盗)を含む。)のこと』と掲載されています。
そこで今回は、詐欺に関する図書をご紹介します。
気になる図書がありましたらお気軽にご連絡ください。お待ちしています。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、点訳・音訳の有無、内容紹介の順に記します。
1.あなたはこうしてだまされる 詐欺・悪徳商法100の手口 多田文明著 産経新聞出版 2015年 点字・デイジー
詐欺犯らは、私たちの心のわずかな隙を見つけて忍び込み、騙しの罠を仕掛けてくる。彼らに侵入を許しがちな7つの心の隙間ポイントを中心に、現代社会にはびこる騙しの手口を紹介。
2.詐欺師たちの殺し文句 あなたの「欲」と「迷い」を見逃さない! 日名子暁著 主婦の友社 2011年 点字・デイジー
騙すほうが悪いのか? 騙されるほうがバカなのか? M資金からネズミ講、振り込め詐欺、震災詐欺までを徹底分析し、著者が40年にわたる取材を通してつかんだ「詐欺師の法則」を披露する。
3.なぜ、詐欺師の話に耳を傾けてしまうのか? 多田文明著 彩図社 2008年 点字・デイジー
騙されるとわかっていながらついつい話を聞いてしまう。そこには禁断のテクニックがあった。様々な組織に潜入取材を試みてきたキャッチセールス評論家が、詐欺師たちの話術、交渉術を紹介する。
4.詐欺の帝王 溝口敦著 文藝春秋 2014年 点字・デイジー
「オレオレ詐欺」「未公開株勧誘」「ヤミ金」…。極道取材の第一人者が、詐欺世界の頂点を極めた男に、裏社会のシノギの実態、驚愕の手口を徹底取材する。
5.警視庁特殊詐欺追跡班 六道慧著 徳間書店 2020年 点字・デイジー
警視庁捜査2課特殊詐欺追跡班、通称・特サには、行動力の片桐冴子、特殊メイクの小野千紘、武術の喜多川春菜とAIロボットがいる。原野商法、手話詐欺、銀詐欺など、新手の詐欺が多くの被害者を生む中、特サは…。
6.ルート246 華麗なる詐欺師・倉田梨り子 藤村いずみ著 新風舎 2006年 点字・デイジー
「真の詐欺師とは、その才能を人の幸せにのみ使うものだ」伝説の天才詐欺師であり失踪中の父・寛治の“腕前”を継いで、仕返し代行ビジネスを始めた梨り子。