【読書案内】警察小説

1874年6月17日に巡査制度が開始、日本初のおまわりさん(警察官)が誕生した事から、6月17日は『おまわりさんの日』とされています。今回は『おまわりさん』にちなんで、警察官が活躍する警察小説をご紹介します。

  • 『陰の季節』。
    横山秀夫 1998年 文藝春秋(点字・デイジー)
    警務課調査官として人事を担当する二渡。天下り先に固執する警察OBの周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がる。まったく新しい警察小説と評された人気シリーズの第一作。
  • 『新宿警察』。
    藤原審爾 2009年 双葉社(点字・デイジー)
    小説の名人と称えられた藤原審爾の代表作。新宿にある警察署を舞台に、燃えるような情熱をもった刑事たちの活躍を描く。
  • 『刑事のまなざし』。
    薬丸岳 2011年 講談社(点字・デイジー)
    ある事件をきっかけに刑事となった夏目は、社会の歪みで苦しむ人間たちを温かく、時に厳しく見つめながら真実を探り出す。
  • 『教場』。
    長岡弘樹 2013年 小学館(点字・デイジー)
    必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじき出すための篩(ふるい)。それが、警察学校だ。白髪の教官・風間によって課される一筋縄ではいかない試練に、生徒達は翻弄されてゆく。
  • 『バタフライ・エフェクト』。
    松嶋智左 2022年 小学館(点字製作中・デイジー)
    県警本部に新設された「事件課」。配属された6名は新任警官の自殺の真相を解明すべく捜査を開始する。
最終更新日時:
カテゴリ:

カテゴリ