【読書案内】蔦屋重三郎に関連する図書
2025年大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」の主役は、蔦屋重三郎です。江戸中期、貸本屋から身を興して、“江戸の出版王”へと成り上がっていく蔦屋重三郎に関連する図書をご紹介します。
●『稀代の本屋 蔦屋重三郎』
増田晶文著 2016年草思社 (点字・デイジー)
山東京伝、歌麿、写楽、十返舎一九…。きらめく才能を見つけ育てて世に送り出し、江戸を、日本を変えた。稀代の本屋・蔦屋重三郎の波乱に満ちた生涯を描く時代小説。
●『蔦屋でござる』
井川香四郎著 2012年 二見書房 (点字・デイジー)
老中松平定信の暗い時代、下々を苦しめる奴は許せぬと反骨の出版人「蔦重」こと蔦屋重三郎が、喜多川歌麿、山東京伝、滝沢馬琴ら「狂歌連」の仲間とともに頑固なまでの正義を貫く!
●『写楽』
皆川博子著 1994年 角川書店 (点字・デイジー)
江戸の町に忽然と現れた謎の浮世絵師・写楽。天才絵師・歌麿の最大のライバルといわれ、名作を次々と世に出すとたった十ケ月で消えてしまった。写楽とは何者だったのか。
●『喜多川歌麿女絵草紙』
藤沢周平著 1982年 文藝春秋 (点字・デイジー)
浮世絵師喜多川歌麿。好色漢の代名詞として伝えられるが、この絵師ほどその生涯その素性が謎にみちた存在はない。
●『一九戯作旅』
野口卓著 2017年 講談社 (点字・デイジー)
蔦重に励まされ、写楽に嫉妬し、京伝を羨んだ。若き十返舎一九が「東海道中膝栗毛」で流行作家となるまでを描く。
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