【読書案内】第67回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
第67回青少年読書感想文全国コンクール課題図書
こんにちは、貸出担当です。梅雨が明けていよいよ夏本番を迎えました。
センターでは感想文コンクール課題図書の音声デイジー版の貸出を受付けております。
以下、タイトル、著者名、出版社、出版年、内容紹介の順に記します。
小学生低学年
1 あなふさぎのジグモンタ とみながまい作 ひさかたチャイルド 2020年
ジグモのジグモンタは、「あなふさぎや」をしています。洋服にあいてしまったあなをふさぐ仕事です。
2 そのときがくるくる すずきみえ作 文研出版 2020年
誰にでも嫌いなものってあるよね。おじいちゃんは「今は嫌いでも、いつかきっとおいしく食べられるときがくるさ」っていうけど…。
3 どこからきたの?おべんとう 鈴木まもる作 金の星社 2020年
昼の時間、男の子がおべんとう袋を開くと、おべんとうのほかに、おかずがどこからやってくるのかが書かれたメモが入っていて…。
小学校中学年
4 わたしたちのカメムシずかん 鈴木海花(スズキ カイカ)文 福音館書店 2020年
校長先生の一言から、臭くてやっかいもののカメムシを調べ始めた子どもたち。カメムシを最新の研究を基にわかりやすく紹介。
5 ゆりの木荘の子どもたち 富安陽子作 講談社 2020年
いまは老人ホームとして使われている「ゆりの木荘」。住人のひとりが懐かしい手まり歌を歌いはじめると、玄関ホールの古時計の針が逆回転し…。
6 ぼくのあいぼうはカモノハシ ミヒャエル・エングラー作 はたさわゆうこ訳 徳間書店 2020年
ドイツの男の子ルフスと、人間のことばをしゃべるカモノハシのとぼけたやりとりが楽しい、ゆかいな冒険物語。
7 カラスのいいぶん 嶋田泰子著 童心社 2020年
ハシブトガラスを主人公に、ひとの近くで生きることを選んだカラスの生活を追います。
小学校高学年
8 おいで、アラスカ! アンナ・ウォルツ作 野坂悦子訳 フレーベル館 2020年
子犬のときに飼っていたアラスカが介助犬になっていた。それを知ったパーケルは真夜中、アラスカを連れ去ろうと計画する。
9 オランウータンに会いたい 久世濃子著 あかね書房 2020年
ボルネオ島の深い森でオランウータンの研究をしている著者が、オランウータンのユニークな体や生活などを紹介。
中学校
10 牧野富太郎 清水洋美文 汐文社 2020年
「日本の植物学の父」とよばれる牧野富太郎の94年にわたる人生を描く。
高等学校
11 兄の名は、ジェシカ ジョン・ボイン著 原田勝訳 あすなろ書房 2020年
一人の子どもがジェンダーや性的指向という問題にどう向き合っていくのかを、わかりやすく、誠実に、時にコミカルに描く。
12 科学者になりたい君へ 佐藤勝彦著 河出書房新社 2020年
宇宙物理学者・佐藤勝彦が、自身の科学者人生を紹介しつつ、科学とはどういうものかを語る。