【読書案内】芥川賞と直木賞が決定

第161回 芥川賞と直木賞が決定

こんにちは、貸出担当です。
7月21日に沼津市において利用者懇談会が開催されました。たくさんの方にご参加いただき、ありがとうございました。皆さんのお声を直接聞くことができ、活発に意見交換がされました。いただいたご意見をこれからのセンターの活動に活かしていきたいと思います。

第161回(2019年上半期)芥川龍之介賞・直木三十五賞が決定しました。

芥川龍之介賞に「むらさきのスカートの女」 今村夏子著(点字・デイジー製作中)
「むらさきのスカートの女」と呼ばれる不思議な雰囲気の女性を淡々とした筆致で描きました。彼女にひかれ、同じ職場で働くように仕向けたもう1人の女性の視点でユーモアたっぷりに捉えました。

直木三十五賞に「渦(うず) 妹尾山婦女庭訓(いもせやま おんな ていきん) 魂結び(たまむすび)」 大島真寿美著(点字・デイジー製作中)
江戸中期の大坂の浄瑠璃作者、近松半二の生涯を追いました。芝居小屋が立ち並ぶ道頓堀を舞台に、一見華やかな世界にある虚実の渦を創作論を交えながら描きました。

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